続・扇動的なテレビ | 隠者の庵

隠者の庵

自閉症スペクトラム(広汎性発達障碍)当事者が気ままに壁打ちで文章を書き連ねます。
あと趣味についても適当に書き連ねます。何故か見た夢も記述します。

連休中、ということで帰省して家族といると、
ちょっとしたはずみにテレビを見る羽目になるので
なかなか落ち着けない。
 
親と話す時に、ちょうど松本清張の原作をドラマ化したのを
見る羽目になったのだが、
「こいつら本当に何のためにこんな事をしているのか」が
まったくもって理解できない。
 
人をこっそり監視したり、欲望に縛られたり、
裏でこそこそ変なことをやったり…
自分で具合が悪くなることを出来る自信がなくなるぐらいに、
本気で精神的に具合が悪くなった。
 
人の感情を煽られないようにするためには、
感情そのものに触れないことが自分の安全である、
と思っている自分には、公共の電波で
感情を流すことに未だ納得がいかない。
 
今もテレビのある部屋から逃げて自室で
感情を封じながら文章を書いている。
いつも「この世に悪があるとすればそれは人の心だ」
(どっかのゲームの冒頭の言葉だったと思う)
と念じているような生活を送っているので、
感情豊かな人が目の前にいられると正直困る。
 
例えその人が液晶の中にいたとしても、同じ事である。