金を貯めないと将来が不安だ…とか何とか言われているが、
その将来が確実にやってくる保証は何処にもない。
突発的な災害、あるいは事故や事件によって
将来は容易にご破算にされる。
なのに人は将来に対するぼんやりとした不安を覚え、
金を貯金に回す。
当然の事ながら金は死んだら一銭たりとも持って行けない。
いつ死ぬかわからない博打に将来をかけるのも何なので、
実際自分に関して言えば貯金に対する意識は低い。
一応、この国の経済が破綻すれば
(することはまずないと思いますが)
物品のほうに価値が出るのだから、
一応書籍や楽器などは進んで購入している、みたいな言い訳だけはしておく。
いくら平均平均と言っても、自分に関する事柄はあくまで個別である。
平均を並べても無駄である。
死ぬ時は平均なんて言っている暇も無く死ぬのである。