このような手がつけられていない坑口は珍しい

7番の亀裂の真下の為 そこに繋がっていると思い今まで敬遠してきた

そこから急激に下っている

縄地金山の鉱脈はジョウゴのような形に斜めに入り込んでいると記述で見た憶えがある
採掘の仕方が他の鉱山とは違うらしい
水等を注ぎ入れるジョウゴ…つまり 坑道の先には球場のような広大な採掘場が存在するということだ

こんな場所に樹木が刺さっている

侵入を拒むかのような不自然な刺さり方だ
ここからも さらに下っている


にしても コウモリやゲジが一匹もいないというのが一番ラクだわ

逆に言えば酸欠の恐れがよぎるが 奥地でも風を感じる為 不安はない

山積みの鉱石だろうか

金山奥地の砦のような雰囲気を醸し出している

まだ奥がありそうな雰囲気だ

高低差はかなりあるが このあいだ開いていた坑口とは距離が近い
あの風は この坑道から来ているのだろうか

ただ 坑口の向きが合わなかった