13牌形6面待ち
前回1月に「L3型拡張」として7パターンを報告しましたが、更に1つ見つけ8パターンとなりました。
これらを含め、現時点では、13牌形6面待ちは45パターンになっています。
待ち牌 Quiz
まずは、待ち牌 Quizです。
次の8ケースの待ちが分かりますか?
いずれも6面待ちです。
L3型拡張
これまで、順子拡張、暗刻付加、L型拡張を報告してきましたが、新たに「L3型拡張」を報告します。
4牌形L3型(2面待ち)は嵌張塔子に雀頭載せが起きて新たに単騎待ちが生じ2面待ちになると説明してきました。
しかし、見方を変えると、単騎牌に暗刻が1間間隔で付加して、嵌張待ちが加わったと考えることもできます。
但し、嵌張待ちが増えるのは、独立単騎の場合であり、L1型単騎の場合は、元々のL1型両面待ちと重なり、待ちの増加はありません。
では、このような独立単騎を持つ7牌形はあるでしょうか?
実は、ポッポ型とL1型尻尾貼付けが独立単騎をもつ7牌形(4面待ち)です。
これらの独立単騎に1間間隔で暗刻付加が起きると、新たな10牌形(5面待ち)が生じます。
10牌形ですから、更なる順子拡張が起きれば、13牌形6面待ちとなる可能性があります。
ポッポ型独立単騎牌へのL3型拡張
ポッポ型では端の暗刻が独立単騎牌を持っています。
この暗刻に1間置いて暗刻が付加すると、L3型拡張になります。
10牌形5面待ちですから、更に、順子拡張が起きると13牌形6面待ち
となります。
また、ポッポ型の暗刻に順子接続(いわゆる、尻尾付き)が起きるとその端にも独立単騎(延べ単)が生じます。
この先端にもL3型拡張が可能です。この場合も13牌形6面待ちとなります。
L1型尻尾貼付けへのL3型拡張
L1型尻尾付けは2つの単騎牌を持っていますが、尻尾側先端(この図では、左端)の独立単騎牌へのL3型拡張も可能です。
但し、L3型拡張で生じた嵌張待ちに後方順子拡張が起きた形は、新たなL1型尻尾貼付けの形成となります。
13牌形としては、L1型尻尾貼付け同士の単騎牌共有合体となります。
その結果、準正七蓮宝塔燈(7面待ち)の形成となります。
また、L1型単騎牌(右側)に順子接続が起きると同時拡張が期待できますが、幅が足りないため6面待ち止まりとなります。
この形は、10牌形拡張L1型尻尾貼付け(6面待ち)の待ち牌替えとも言えますが、確かに、拡張L1型尻尾貼付けの形はそのままですが、暗刻付加による待ち牌替えと呼べるのか今後の課題です。
待ち牌 Quizの回答
先に挙げたL3型拡張を伴う8つのパターンの解答です。