土蔵の修復工事の続きです。瓦屋さんが進むまでの間に庇役物のめくり、下地中塗りから進めていきました。既存の仕上げの形状を型取りしてプラ板を作成しておいたものを張り付けて下地を直していきます。この庇役物は複雑な東側と比較的シンプルな西側の両側にあります。
東側がベテラン職人が、西側は若手職人に、と別れての作業です。さすがに若手も必死だったのか、この作業の写真が取れておらず、また私も他の現場で追われており、写真があまりありません(汗)。まぁ、きちんと納めてくれて来たので、それで良しとしましょう。
東面の役物は出会った事の無いレベルでの複雑さでした。昔から伝わる技法や収める形状には、それぞれ意味があり無駄なことを削ぎ落としてあります。中には職人の「心意気」で、そこまでせんでもいいのに・・・。と感じるものもありますが、それもあまり手間を掛けずにサッと出来る腕があるからに他なりません。
西面を任された若手職人も今は求められることをきちんとするだけで一生懸命ですが、いずれ成長し、腕を上げていけば、自分の考えと自分の気持ちで、お施主さんへの感謝を表現出来るようになるでしょうね。その為にはもっと色んな事を知り、色んな職人さんの技術を見て、自分の力にして欲しいと願います。
また続きUPしますね。さぁ!今日も朝ですね。起きてみると天気予報がまた変わっている・・・。しばらくは泣かされる日々が続きそうですね。とほほ。
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