左官ブログ No.1731「ラス張りから下塗りモルタル」 | 井上左官工業の現場ブログ

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奈良県の左官屋さん。ジュラク塗り・漆喰仕上げ・掻き落としやカラーモルタル・土塀の修復・塗り替え工事や左官の未来など、日々の現場報告や最新の左官情報などをUPしていきます。

外壁ラス張りから始まります。とUPして以来随分と経ってしまいました。

現場の方は既に外壁の左官作業が完了しています。遅れていますが続きをUP

していきます。外壁はフェルト430にダイヤラス仕様です。正面から見ると普通

の平ラスに見えますが、厚みがあるラスになっています。

 

 

厚みがある分モルタルがそこに喰らい付くことで、剥落の危険は少なくなります。

波型ラスやWラスでも凸凹を付けて、ラスの裏側にモルタルが回るようにしてある

のと考え方は同じですね。ラスを張り終えるとコーナー定木の取り付けです。

昔ながらの人は「こんなもん昔は無くてなぁ・・・定木でなぁ・・・」とおっしゃいます。

 

 

そういった技術は今でも掻き落とし仕上げなどでは活用されます。

出来なくてはいけない左官技術です。技能試験や競技大会などではすべて定木

での図りものになっています。定木での角はかりも出来る、その上でのコーナー

を使う。これが大事なんでしょうね。

 

 

段取りが終わると下塗りへと進めました下塗りするだけでも2日掛かりましたね。

大きな壁が多く暑い夏真っ盛りでしたので、「仕上げの時は大変やなぁ」と戦々恐

々としながら、下塗り完了でお盆休みへと入りました。上塗りはお盆明け少し経っ

てから進めました。また後日UPします。

 

 

さぁ!今日も一日の始まりです。随分と朝は寒くなってきました。布団から出たく

なくなる季節も近いですね( 一一) 四季の移ろいを感じつつ今日も頑張って参り

ましょう

 

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