いすみ市の行元寺、飯縄寺、長福寺、光福寺などに、
宮彫師「波の伊八」の欄間彫刻が残されています。
波の伊八の作品は浮世絵師葛飾北斎に
大きな影響を与えたと言われていて、北斎の作風は
ゴッホを初めとするヨーロッパの芸術家の作品に
取り入れられる程衝撃的であったと伝えられています。
薬師如来は衆生のり心や体の病を治す仏様として、多くの
信仰を集めましたが左手に持つ薬壺には無限の膏薬があり、
その効能は計り知れないものがあるとされています。
本堂内はとても豪華絢爛で、
正面中央には本尊阿弥陀如来が鎮座まします。
伊八の波と亀ですが、波の左右に亀があります。
こちらは伊八の波と龍です。
境内に入った所に半ば傾いた廃屋があります。
柱の看板には「書道塾」とありますが、
続いて書かれた塾名は「硯」しか読み取れません。
ガラス越しに中を覗いてみると物置場になっていました。