房総半島外房の源頼朝伝説を2回投稿しましたが、
友人から他にもあると聞いて早速訪ねてみました。
場所はいすみ市山田地区の県道165号沿いの尾骨神社です。
時折、走ることのある県道ですが
ここに尾骨神社があるとは全く気付きませんでした。
ナビで辿り着きましたが
孟宗竹で出来た小さな可愛い鳥居が立ち、
その奧にこれまた可愛い社殿がありました。
森の中の古びた普通の社殿を思い描いていたので、
この社殿は少なからず意外でした。
お知らせには源頼朝の鎌倉幕府設立に貢献した
上総介広常と愛馬を祀り、社殿土台の修復工事が完了し、
遷座式を終えたことが書かれています。
尾骨神社の由来が碑に刻まれていますが、
平広常がここに架かる小橋を馬で通った際、
馬が蹴躓いて尾骨を骨折したことから
「尾骨橋」と呼ばれるようになり、
葬られた愛馬を祀るのが尾骨神社とのことです。
この橋の伝承は江戸時代の地誌にも記されているそうです。
当時の古木でしょうかしめ縄が張られています。
この辺り一帯には田圃が広がり米所でもあります。
尾骨神社に並んで
県営ほ場整備事業山田地区竣工記念碑がありました。