先日、中野に出向いた折時間の合間にブラリ散策しました。
そこで以前近くに住みながら知らずにいた、新しい発見をしました。
場所は西武線「西新井駅」の近くですが、
そこに「たきび」の歌発祥の地がありました。

「たきび」の歌の作詞者巽 聖歌(本名野村 七蔵)は
北原 白秋に師事し、多くの優れた児童詩を残しました。


昭和5.6年頃から13年間上高田4丁目に家を借りて住んでいましたが、
朝な夕なにこの辺りを散歩しながら、「たきび」の歌の詩情を
湧かせたと言われています。
「かきねの かきねの まがりかど」はこのところのことなのでしょうね。



垣根に囲われた敷地の中には旧家がありますが、
けやきなど大木がそびえ立ち、
今もほのかに当時の面影を偲ぶことが出来ます。


竹囲いの端にはけやきの大木があったと思われますが、
今は写真のように木は保護膜で覆われ、
くり貫かれた中に中に石地蔵が置かれていました。
因みに、ここは中野区の認定観光資源になっています。