前に、梨の授粉の後袋掛けを終えた太田梨園を訪ねましたが、今、最盛期を迎えた梨園を再訪しました。
今は「幸水」の収穫が終り、「豊水」の収穫が始まっています。 梨は品種によって出荷が異なり「幸水」、
「豊水」、「新高」の順で出廻りますが、最近は品種も増え10月の半ばに出荷されるものも出て来ています。


多くの梨園では全体にネットを張っていますが、太田梨園では一つ一つに袋掛けしています。
そのため収穫期は袋を破って確認します。左側は表面がざらついていて収穫まで後少しです。
右側は適期を迎えた豊水で、表面がすべすべしていて透明感が出て来ています。


これは20世紀で収穫期は9月中旬以降です。 こちらは10月に収穫期を迎える新種の豊月です。
他に豊水の後に収穫する秋月も栽培されています。


こちらは70年を経た梨の古木で こちらは3年目を迎えた長十郎の若木です。
そろそろ終りとのことです。 花粉を取るために栽培されています。

梨の実の生長と共に若枝がドンドン伸びて来ています。収穫が終ると来年に向けて、
実を付ける枝を選びその他の枝は全て剪定します。これは剪定を専門とする職人がします。