今日は麻雀のルーツをご紹介します。麻雀のルーツを辿ると馬吊紙幣から馬棹脚に遡ります。



これは麻雀博物館の至宝・馬棹脚の版木です。説明には「麻雀の前身は馬棹脚で北宋時代(960-1127年、
日本の平安時代)に遊ばれていた。この版木は明時代(1368-1644年、日本の室町時代)のものでである。
古い時代の馬棹脚はカードも版木も残存していない。」とのこです。


説明には、「麻雀は人が創造し得た最高の遊戯である。麻雀は500年以上の歴史を持つ紙牌遊戯の馬吊(マ
ーチャオ)から派生し、150年ほど前の19世紀後半に完成した。マーチャオは中国各地で今でも遊ばれてい
る。」とあります。これは馬吊の紙牌・カードです。



「桂林漫録」によると寛政3(1791)年、房総安房に南京船が漂着し、船員は暫く仮小屋で生活していた
が、船の修理が終り帰国した後に1枚のカルタが残されていたと言う。「桂林漫録」(江戸の医師、桂川
中良の書)にはそれが絵入りで紹介されています。