
先日、久し振りに散歩に出かけました。目的も無く田園地帯を歩き続けました。やがて畑の真ん中に密生
した樹木の塊りが見えて来ました。まるで畑に浮かぶ緑の島のようでした。

キョロキョロ見廻しながら歩いていると、奥まった所に珍しい茅葺きの民家が目に止まりました。この地
でももう茅葺きの家はありませんので、何か宝物を発見したように思いました。屋根の中央に草が伸びて
いましたので、人は住んでいないようです。大切に保存して欲しいものです。、


暫く歩いたその先に在ったのは造園業者の庭ですが、入り口には巨大な石燈篭があり、見事なグリーン
タワーが庭を取り囲んでいました。

眼前に黄色く色づいた田圃が広がっています。この地では既に稲刈りが始まり、新米が出始めています。
この田圃ももう間もなく稲刈りが始まることでしょう。田圃の奥に森山があり、麓には鳥居が見えます。
何を燃やしているのでしょうか。立ち上る白い煙が夕暮れの田園の長閑さを醸し出しています。