夜通し吹きまくった強風も今になってようやく静まりました。夜中、畑が

           気がかりでしたが、畑に出てみるととうの立った白菜が傾くこともなく、微動

           だもせず凛と立っていました。
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            この地では瞬間最大風速25メートルと報じられていました。強風になぎ倒され

           てもおかしくない白菜でしたが、よくぞこれに耐え立ち続けました。「大変だっ

           たね!」と、ねぎらいの言葉をかけたいところです。強風に負けなかった原因は

           どこにあったのでしょうか。
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            そこでもう一度白菜の根の写真を取り出してみました。白菜を支えているのは

           根にほかなりませんが、前にもご紹介しましたように根はそれほど多くもなく、

           永くありません。
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            ところが白菜のすぐ下には長さ12、3センチ、直径12、3センチほどの根の塊り

           があり、太い根を毛根がしっかりと取り固め、塊りは容易には崩すことが出来ま

           せん。それは建物の土台にも似ています。根はただ養分を供給するだけではなか

           ったのです。