衝撃のニュースから1日
パリのノートルダム大聖堂を訪ねた
一昨年のお正月のことを思い出しています

あの日はとても寒い1日で
年末にムール貝で食中毒を起こし
病み上がりでしんどかったこと
また、パリへ向かう数日前に人生初の大聖堂
( 通称:ランス大聖堂 )
そのステンドグラスの美しさ、彫刻の繊細さ
空間の広さに圧倒されていたこと
これらを理由に
パリのノートルダム大聖堂はサクッと見学…
今になって大変悔やまれます

写真もあまり残していなかったため
以下は全てランス大聖堂のものです

〔 2016年と2018年に撮影した写真をランダムに掲載
一昨年の年末以来
もはや我が家のクリスマス恒例行事と化し
既に3度訪ねているランス大聖堂
実はこちら
第一次世界大戦による爆撃、空襲で
大規模な火災が発生
彫像やステンドグラスの多くを焼失しており
その後再建に至ったという過去を持ちます

(✳上下とも、左側は日光の当たる日中に撮った写真
右側は夕方暗くなってからの写真です

ステンドグラスの色味が時間帯で違って楽しめます
)

現在、祭壇の真後ろに配され
ランス大聖堂の象徴とも言うべき
青を基調とした優美なステンドグラスは
かの芸術家シャガールによるもの
↓↓
〔 ✳シャガールの作品は特に好みが分かれるようで
パリのオペラ座(ガルニエ宮)に描かれた天井画同様
こちらも賛否両論あるかもしれません
〕

そしてそのお隣には
ドイツ人芸術家イミ・クネーベル氏による
より現代的なステンドグラスが
飾られています

つい先ほどのニュースで
(パリの)ノートルダム大聖堂を
5年で修復してみせる
と宣言していたマクロン大統領

今後どのように
再建が為されていくのでしょう

以前の状態を
忠実に再現することを目指すのでしょうか
それとも
ランス大聖堂のように
一部現代的な装いを見せるといった
新しい大聖堂へと
生まれ変わらせるのでしょうか
今後の復興
温かく見守っていきたいですね

(✳「ノートルダム」は聖母マリアの意、つまり
鎮火前のパリ ノートルダム大聖堂近くでは
人々が集い『アヴェ・マリア』を歌う姿が見られましたが
数ある讃美歌の中からこちらが選ばれたのも
「ノートルダム」ゆえと言えますね
)

本日もお読みいただき
ありがとうございました
