わたしは、自宅の駐車場で小さいライブラリーをやっています。

大きな道ではないのですが、住宅地の中なので人通りはそこそこあり、覗いてくださる方がちらほらいらっしゃいます。

そのライブラリーで、カトリックに関する本を少し置きたいなと思い、そういう観点で4月は本を読みました。自分が、面白くてためになり、沼にハマってしまいそうな予感です笑

 

希望する力: コロナ時代を生きるあなたへ

晴佐久 昌英 (著), 片柳 弘史 (著)

 

コロナ禍にZoomで行われたキリスト新聞社主催の対談をもとに作られた本。受洗2年生の私でも存じ上げている、有名な神父様が、コロナ禍、教会のコミュニティの火を絶やさないために、何を考え行動したか書かれていました。タイトル通り、教会という存在が「希望である」を感じられる内容で、信者じゃない方にもカトリック教会の活動や何を大事にしたいのかがわかる本になっていると思いました。

 

残念ながら、中古本しかなく(新刊在庫、電子書籍がない)、こうなったら、筆者の許しを得、全文公開していただくなどご検討いただきたいと思いました。

福音家族

晴佐久 昌英 (著)

『希望する力』の中で、晴佐久神父様が、路上生活者の最寄りさんたちといっしょごはんをされていることを知り、もう少し、活動を知りたくなり手に取りました。結論からすると、福音宣教って何をすればいいの?と思っている方は、ぜひ、この本を読んでほしいと思いました。

 

↓以下に読書メモがあるので、よかったらお読みください。

 

 

恵みのとき

晴佐久 昌英 (著)

晴佐久神父様がお病気で入院されていた時に、書かれた詩だそうです。病人、ご家族だけでなく、医療従事者の方々など沢山の人にコピーされていたところ、出版されることになったそうです。

実は、晴佐久神父様の本は一度挫折しているので、カトリック市川教会に行くのも書籍を読むのも、こわごわでしたが、最後には号泣していました。

病を得て、困惑している御本人やご家族に、プレゼントしたいなと思いました。

 

明日を思いわずらうな マタタ神父が教えるいま幸せになる方法

ムケンゲシャイ・マタタ (著)

コンゴから日本へ福音宣教にするためにいらしたマタタ神父さんが隣りにいて、ちょっと元気がなくなっているわたしのために、ご自身の経験や神様のお話をしてくださっているような感じがする、とても優しい気持ちになれる本でした。

 

マタタ神父様のお人柄がわかって大好きなところ

だって、教会というところは、誰がいつイエス様を訪ねて神様に用事があってくるかわからないところじゃない?ホームレスの人も、淋しくて仕方がない人も、ふらっとやってきて、玄関のベルを押すところなのよ。それがお昼の時間で、中から美味しそうな食事の匂いがしていたら、どうする?その人は、一緒に食卓を囲みたいと思うし、私もよかったらどうぞ、一緒に食べましょうよと誘いたいよ。

修道院へようこそ:心の安らぎを手に入れるための11章

ジモーネ・コーゾック (著), ペーター・ゼーヴァルト (編集), 島田 道子 (翻訳)
 
都会の喧噪をはなれ、こころの安らぎを求めて、女子修道院にとびこんだ35歳の女性編集者ジモーネ・コーゾックは、魅力的なシスターたちの指導のもと、健康で価値ある人生を送るための方法について学んでいく。
という設定の本。日本の宿坊がやっている、写経体験 or 座禅+宿泊みたいな1泊2日の体験観想みたいなことが、修道院であったらいいなあと思いながら読みました。
内容は、自己啓発、デトックスを修道院の長年の教えの中から得るというアプローチで、これはこれで有りではないかと思いました。
 
以上です
どれも面白かったので、しばらく、自分の勉強も兼ねて、カトリック本を読んでみようと思いました。
皆さんのおすすめのカトリック本があれば、教えてください!
どうぞよろしくお願いします!