路面電車は上から見ていても飽きないなあ | 雲水・ISAのブログ

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日本は神の国
仁術師

毎朝、「○○行きでーす!」という長距離バスの呼び込みの声で起こされます。
この駅には高架式の電車や、路面電車、長距離バス、鉄道などが全て集まっていますから、駅前広場はやはり賑やかです。

スーツに着替えながら窓から下の風景を見落ろすのが日課です。車や人が動き回る様子が面白くて、いくら見ていても飽きません。

信号無視の方法とか、歩く方向とかで、地元民なのかそうじゃないのかがわかります。
公衆トイレの清掃係がいる部屋は長距離バスなどの乗客の荷物を預かることもわかりました。
また、業者のトラックが長距離バスの脇に乗り付け、荷物を車体の下のラゲッジルームに搬入している様子も良く見られます。運転手は大連に来るついでに色々と物資を購入しているのです。

雲水・ISAのブログ-路面電車ホーム

でも、やはり好きなのが路面電車です。あちらは欧米と同じ、左ハンドルの右側車線通行です。これは路面電車も同じ。
従って、写真の右側の軌道が前方方向へ進む路線で、左は手前に来る方向の路線です。

ホームは横幅が狭いため、乗り降りするためのホームが分かれています。まず電車はホームの手前で乗客を降ろし、それから前に移動して乗客が乗り込むようになっています。

雲水・ISAのブログ-路面電車降車時

これが降車用の位置です。前方には電車待ちの乗客が列をなしています。
電車は乗客が降ろした後で、前に進んで乗客を受け入れます。

雲水・ISAのブログ-路面電車乗車時

そして、これが乗客が乗り込んでいるところです。周囲には地下市場があり、買い物客で賑わいます。この画像は偶然に両方共がアンティーク車両でした。古いタイプは一両編成なので乗車定員に限りがありますが、最新のタイプは二両編成なので実用的です。

しかし、こちらでは車は平気で軌道に割り込んで来ますし、電車を優先しないので、通勤ラッシュ時には全く動きません。30分くらい待たされることがあるので、歩いた方が早いことも多々あります。

路面が凍っていなければ、歩くのもまた楽しからずや、と言った感じです。

と思っていたら大雪です。まだ雪かきをしていない早朝は辺り一面が真っ白で綺麗でした。
しばらくすると大勢の人たちが現れて一斉に雪かきを始めました。ガリガリという音が周囲に響いていました。

雲水・ISAのブログ-雪の大連駅

白い時には綺麗なのですが、これが解けて泥混じりになると、歩くのも大変です。車が泥水を跳ね飛ばしながら走りますから、油断はできません。
目の前でスクーターが何台も転倒していました。厚着をしており、スピードも遅いので怪我は軽いようですが、この時期はあちこちで車も接触事故を起こしています。
旧正月も間近ですし、警察官はさぞかし忙しい事でしょうなあ。