そう言えば、先日何年振りかで大きなクラブ(大連)に行く機会がありました。ああいう世界からはすっかり遠ざかっていたのですが、仕事関係者と覗きに行きました。海外ですし、営業で使う必要があるかもしれないので、その視察を兼ねて行って来ました。連日夜まで仕事ですので、皆で仕事関連以外で飲むのは初めてです。

最近の小島の問題で日本人が減少しましたが、夜の街を歩くと日本人目当てのクラブを沢山目にします。それだけ、働いている日本人が多いと言うことです。面白い名前のお店も色々あります。「可愛いマッサージ」なんて書いてありますが、入ってから違っていたら出ても良いんでしょうか?

私がダンス好きだと言うことで、地元の友人がポールダンスやエアリアルティシューダンス(ぶら下った布に身体を巻き付けて踊る)のあるクラブを探してくれたのです。知り合いの海鮮料理屋さんで食事の後に行って来ました。
元々、縁が深い業界ですから、自然とスタッフの動きや店内の備品や音響照明機器、清掃などの状況を自然とチェックしてしまいます。外国人が多いので、総合的なクオリティーは国際水準でした。

9時頃はまだガラガラです。ステージの向かい側にはバルコニーのような二階席が並び、特別料金です。接待役の女性たちをはべらせて飲むのがステイタスなのです。客の中には目つきの鋭い怖い人たちもいますが、私は店のスタッフか同業だと思われることが多いせいか、挨拶をして来ます。
私はダンス目的なので、ポールの近くの位置を取ってもらいました。
最初にフィリピンバンドが演奏をし、それからダンスのパフォーマンスがあるそうでした。10時くらいからあっという間に満席となり、盛り上がり始めます。

ダンスは中国系とロシア系が半々くらいですが、過半数はダンススクールでレッスンを受けたレベルです。その中の数名は世界一流レベルです。体型も技も並はずれているので、雑技団出身者だとわかります。店内は撮影禁止だと言うことで、かなり規制がうるさかったため、ダンスシーンは撮影できませんでした(残念)。
ほとんどのお客はセクシーに動く姿態が目的なので、ダンスの内容より色気です。ですから、ディスコダンスに毛が生えた程度のダンサーも沢山いました。
グループのダンスもあります。これが毎週末繰り返されるそうですから、大したものです。
マネージャーが挨拶に出て来てくれたので、色々と話をすると、良いダンサーを紹介して欲しいとのことでした。英語ができれば大丈夫で、就業手続きなども問題ないそうでした。ご興味のある方はご連絡ください(笑)。
しかし、やはり見るより実際に踊る方が良いです。帰国したら連休でダンスイベント盛りだくさんでしたので、色々行って来ました。

ところが、ちょっと期待外れだったかなあ。社交ダンスのインストラクターは資格がありますが、それ以外の先生には公的な資格がないためレベルがまちまちなのです。そんな程度で先生なんて名乗ってしまって良いの?と言うような人もいるのですねえ。先生と言うよりイベントを企画してお金儲けをするタイプです。
特に最近はひどいと思いますね。昔から知られた先生はやはり今でも別格なのに対し、最近急に増えた人たちには多い。特に外国人だと言うだけで、内容も見極めずにキャーキャー騒ぐ馬鹿な生徒も日本人の外人コンプレックスの象徴です。
せっかくの連休もイマイチだと思っていたら、思いがけない掘り出し物がありました。しかも、何と目と鼻の先の地元でした。これが良かった。
知人がある地元の劇団に所属しており、その舞台が近くの公的機関の会場を借りて上演され
私は前回の作品にも感動したのでしたが、今回も素晴らしかったですねえ。公的なスペースですので専用の劇場とは違い設備にも限りがありますが、その中でとても見事な出来栄えでした。もちろん俳優さんたちの演技力も本格的でした。
お話は偶然にも私の実家の近所にあるパン屋さんがモデルとなっていました。

時代遅れの古いパン屋さんで、新しいものを求める今の風潮にはついていけなくなっています。昔ながらの焼きそばパンや、コロッケパンよりも、クロワッサンやメロンパンといった現代風のものが人気がある時代です。しかし、「温故知新」という言葉もある通り、古いものにもそれなりの良さがあるのです。そこの先代のご主人が「高くて美味しいパンは当たり前だけど、安くて美味しいパンを作るのがウチのパンだ」と言ったそうです。
だから名前が安いパン(安井)なのでしょう(笑)
その反対に、もしも名前が高井さんだったらお店をやる時に名前を考えないといけませんね。
パンも味噌やお酒と同様に酵母を使い、発酵させた食品です。その意味では自然とつながりの深い食品だと言えるでしょう。
その古いパン屋さんにはパン生地の最終発酵を促すホイロという保温設備があるのですが、そこには可愛いパンの妖精が長年住みついていたのでした。最初にパンを焼くシーンで白い妖精たちが踊るのでミュージカルかと思っていましたが、しっかりとした長セリフの舞台でした。
連休はあいにくの雨で大好きなバイクにも乗れず、消化不良気味でしたが、口直しできた気がします。素晴らしいのに、口直しなんて言ったら失礼かもしれませんね。