仕事で必要なために宅配便による修理をお願いしたのでした。

電話での応対も良く、即日、宅配業者が専用の容器を持参してプリンターを梱包します。プリンターを入れてから、付属のポンプで空気を入れると、密封される仕組みです。私も欲しくなるようなシステムでしたが、市販はされていないようです。
修理期間は三日程度だと聞いていましたが、なかなか届きません。仕事に支障が出るので困っていました。

おかしいと思っていたら、先ほどサポートセンターから連絡がありました。
「お預かりしているプリンターの部品が届くかわかりませんので、それまでお待ちいただくか、機種変更をお願い致します」と言うのです。
C社は中国内に工場が複数あるのですが、先日まで操業を停止していました。そのため、部品供給が停滞していたのです。
礼儀正しく、気遣いのある日本企業ですから、知らん振りや責任転嫁をすることはできません。
その結果、サービス内容は自社負担として顧客の不満を解消する方法を色々と考え出しているようです。
我々消費者には大変にありがたいことなのですが、私も中国と関連する仕事をしておりますので、彼らの苦境が理解でき、喜んでばかりはいられません。また、同時に、本当に日本人というのは善い人間なのだなあと感動します。
しかし、経営的には大打撃です。外交の不手際が日系企業の経営までを圧迫しています。これは、結果として日本の国力の衰退ともなりますので、震災後に弱っている日本が更に「泣き面に蜂」状態となります。
我々も、自分の利得だけではなく、国や地球の規模で物事を考えなければいけない時代が来ているのだと思います。
先日、ノーベル文学賞候補となった村上春樹氏が、「それは安酒の酔いに似ている。安酒はほんの数杯で人を酔っ払わせ、頭に血を上らせる。人々の声は大きくなり、その行動は粗暴になる。しかし、賑やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、あとに残るのはいやな頭痛だけだ」と言っています。
もうそろそろ酔いは醒まさないといけませんよ。
ちなみに、最初の画像は14歳の少年がレゴブロックで作ったプリンターだそうです。子供のオモチャだと思っていましたが、凄いです。