
ちょっと近道をしようと思い、裏道に入るとこんな有様です。牛肉の霜降りとは上手く形容したものです。確かに状態がとてもよく似ています。こういう時は遠回りでも交通量の多い道を通らないと危ないです。
それ以前に、そういう天気の時には無理してバイクに乗ることもないでしょう。そこで、読書でもしようと書店を覗きました。趣味の雑誌コーナーに行くと本に紐やゴムがかけられているものが多いことに気付きます。新年号のサービスで特典付録が付いているものが多いようでした。それらが紛失しないように留められていたのです。

日本で流行り始めたのはお菓子のグリコが小さなおもちゃをつけたことがきっかけになったようです。書籍類に付くオマケは付録と呼びます。
しかし、あれは嬉しいですね。缶コーヒーやペットボトルに車やフィギュアのオマケが付いていると思わず買ってしまいます。

ブルース・リーは子供の頃からの大ファンでした。日本で有名になった時には、すでに亡くなっていたカンフー映画の英雄です。DAKARAという飲料のオマケですから、それぞれ手にその飲料を持っています。全部で6種類でした。

これは缶コーヒーのオマケのバイク。手でタイヤを回すと走ります。
ああいうのに惹かれるのは男性だけではないようです。最近では女性用のブランド製バッグなどが雑誌の特典として提供されるそうで、市販されていないために、特典目的で雑誌を何冊も買う人がいるらしいです。

最近はマニアックな車やバイクの雑誌にまで付録が付いています。いつも読んでいる雑誌にも付いていたので楽しみです。
この雑誌は大人のバイク雑誌と言うコンセプトで発売されました。今回は、付録にしては高そうな内容です。

明けて見るとご覧のとおり。ステンレス製で、各種工具と小型ライトまでついている実用的な七徳ナイフでした。付録がある時は通常より割高な値段となっていますが、こういう内容であれば不満はありません。

そして、こちらはアメリカンバイクの雑誌のお年賀付録です。軍手だと書いてあります。

中を開けると、手の甲部分に骨のプリントがされている黒い軍手が出て来ました。デザインがアメリカンです。

ここまで書いていて気づきましたが、付録はオマケとは違いますね。オマケは値段が同じなのに、それ以外にサービスしてくれる物です。付録はそのコストも値段にプラスされているのでした。つまり、その付録の内容によっては押し付けがましい、お節介な品物となる可能性もあると言うことです。
本だけが欲しい人にはかえって嫌がられるのかもしれませんが、私は何か得した気になってしまうのです。数字を見れば明らかに付録の分だけお金を取られているはずなのに、ワクワクしてしまうこの心理は何なのでしょう?
それにしても、付録にばかり夢中になって、まだ1ページも内容を読んでいません(笑)。