最近日本に入ってきている青島(チンタオ)ビールです。金色の方はプレミアムと言うことですが、昔のものに比べると軽い飲み口になっています。恐らく流行なのでしょうが、中国の各地ビールも総じてあっさり味になってきている傾向があります。先日あちらで飲んだ南京の金陵ビールやハルピンビールも全て同じ感じで、アメリカ製ビールのような水っぽいものになっていました。
私は昔ながらのコクがある濃い味のビールが好きなので、物足りない感じがしました。中国はプライドが高い国なので、日本のように安易に海外の真似をしませんが、やはり国際化の影響なのかもしれません。
青島ビール会社は中国最初の株式上場会社で、ビール会社としては最大で歴史も長いビールです。青島は戦時中にドイツや日本の租界となっていたこともあり、とても風光明媚でお洒落な街です。その時代にビール製法も伝わり、現在の青島ビールの前身になったわけです。
当初のビールは品質も劣っており、瓶を何本か並べると色が違ったり、入っているビールの量も同じではありませんでした。青島ビールでもそういう状態でしたので、地方都市に行くと、更に質は劣っていました。誰かが飲んだ後に、違う液体を詰めたのではないかと疑うこともしばしばでした。
しかし、その当時のビールはいかにもビールという感じで、昔のキリンビールに似た味わいでした。あっちの方が美味しかったです。
手作りクッキー
小学3年生の女の子が焼いてくれたバレンタインクッキーです。ちょっと早めでしたがお店のお客様からいただきました。裏には手書きのメッセージまで入っていました。100枚以上焼いたそうです。色は六種類も作ったそうです。サンキュー。

