ビンテージヘルメットってかなり高額ですが | 雲水・ISAのブログ

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あちこちのフリマとかバイク関連イベントでよく目にしますが、古くて傷だらけのくせにかなり高い値段がついています。新品よりも高いものも多いです。


でも、古いヘルメットって安全性とかはどうなんでしょう?


内部のクッション類はヘタっていますし、ストラップの付け根の強度も不安です。ほとんどのヘルメット会社は数年で強度が落ちると説明書の中で述べています。


と言うことは、見た目だけで、安全性は二の次であるということを認識した上でかぶらないと危ないのでしょう。


おそらく、過去に苦い経験のある方やスポーツバイク系のライダーは選択しないでしょう。主に、クラシックバイクやアメリカンのライダーに需要があるのだと思います。


実際に、ハーレー系は半帽タイプのヘルメットをかぶる人が多く、しかもかなり飛ばしていますが、あれはほとんどが小型車の安全基準しかクリアーしていません。大型車での事故は想定されていませんから、仮に事故に遭っても、製造元は保証してくれないでしょう。私も半帽タイプは夏に涼しいので、近場を走るときなどにはかぶることがありますが、ストラップなどはチャチな造りで、転倒したときにはすぐに壊れそうです。それに比べると、ビンテージ物の方がいくらか頼れそうな感じはしますね。