■冬の余白に<3> | 銀のマント

「冬の余白に」はある学生の人のブログにインスパイアされて作った短歌です。ちょっぴり学生時代へのノスタルジアも入っています。

 

キャンパスに続く歩道を濡らす雨 包帯の手で教科書かばい

ひとときの立ち寄りしカフェ友がいてたわいなきこと笑いがはじけ

記念日に友に贈りしアドレス帳表紙の仔猫友に似ている

試験日を指折り数えため息の作りおきしたカレー温め