■冬の余白に<2> | 銀のマント

「冬の余白に」はある学生の人のブログにインスパイアされて作った短歌です。ちょっぴり学生時代へのノスタルジアも入っています。

 
 

突然の吹き荒れし風髪乱し怯むことなく先へと急ぐ

ペンを止め窓越しにみる星空の試験前夜の銀河が白く

読みさしの文庫を閉じて教科書のハードカヴァーに溜息落とす

束の間の休憩に飲むレモン・ティ教科書の山横目で眺め