Aは友人の何気ない一言が気になり始め
ました。

私が死んだら、妻Bと長男Cに遺産を渡す
ことになる。
妻Bが死んだら長男Cがすべての財産を
相続することになるだろう。

先祖代々の土地も含めて、総財産を長男C
が相続するのは何も問題ない。

でも、このまま長男夫婦に子供が生まれ
なかったらどうなるのだ?

養子縁組?

いやいや、その前に病弱な長男Cが事故や
病気で死んでしまうようなことになって
しまったら 一体どうなる?

Rがすべて相続することになる。
それはいいんだ。親孝行な、とてもよく
できたお嫁さんだから。
まるで私たちにかわいい娘ができたよう
だもの。
外国人だろうが、そんなことは関係ない。

でも、Rまで死んでしまったら・・・?

タイにいるRの親族に先祖代々の土地や
不動産が渡ってしまうのか?

ま、まさか。

長男Cにすべて財産が渡ったら、その後は
甥Vや姪Uに、またはその子たちに渡る
ようにしておかないと、ダメなんだ。

そんな先のことまで心配しても仕方ないか

その時はその時で、長男Cが何とかして
くれるだろう、きっと。

いや、優柔不断な長男Cが本当に何とか
してくれるだろうか?

私が何とかしてくれるだろうと思いがちな
ように、Cもそう思ってしまうに違いない

ダメだ!
先祖代々の土地が長男の代で守れなくなる
ようなことになったら絶対ダメなんだ。

そうだ、遺言書だ。
遺言書を今のうちに書いておけばいいんだ。

前に、市の広報誌に無料相談会のことが
載っていたぞ。
今度、その相談会に行ってみよう。

きっと何とかなるだろう。


さて、Aさん 何とかなればいいですね。

何にもしないまま、
きっと子供が何とかしてくれる 
と思う人はたくさんいます。

何とかなる は 何ともなりません。

 

Aさん、相談会に行こうと考えただけでも
立派です。
いい先生に当たるよう 祈っています。

 

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