皆さま~お元気ですか?(^0^)週の半ばの水曜日。いかがお過ごしでしたか~?
晴れの後曇りの今日。午前中はまださほどではなかったのですが、夕方になると、気温も下がり、風も強まり・・・予報通り寒くなって参りました~。これから辛い季節に入ります・・(><)
でも、主の恵みに頼って、何とかこの冬を乗り切ろう~。心身・霊肉共に、支えられますように。。
さてさて、そんな中、私めは、「愛知県弁護士会」主催の、「憲法と南スーダン・PKO自衛隊派遣」と題したシンポジウムに参加して参りました。
これもまた、無視は出来ない、重要な問題。
シンポの会場は・・東別院ホール。。この地方の方だったらご存知の通り、浄土真宗大谷派の名古屋別院を、「東別院」と言うのです。真宗の名古屋教区の所在地とのことで、まあ私めは、あまり敷地の内部には立ち入りたくないのですが、シンポの内容への関心が勝って、寺院施設に入らないならいいだろうと・・ホールのあるビルは、別院の宗教施設とは別棟ですし・・割り切って行くことにした次第です。
開会の午後1時30分ぎりぎりに会場に到着したところ、450席あるホールの席は、9割方埋まっており、この問題に関する関心の高さを感じさせます。
弁護士会会長の挨拶の後、今日の講演者・布施祐仁さん、伊勢崎賢治さんそれぞれの講演が・・
布施さんは、今月13日の中京大学の講演会でも話されましたが、あの時は「経済徴兵制」について、今回は、ほとんど知られていない、南スーダン~特に自衛隊施設部隊が、国連PKO(多国籍平和維持軍)の一員として居る首都ジュバ~の詳しい現状を、分かりやすく話して下さいました。聞けば聞くほど、、容易ならざる深刻な事態・・明らかに内戦状態、それも多くの武装勢力が割拠し、お互いに「交戦」し、今後ますます泥沼状態に陥っていくことを危惧せざるを得ません。
伊勢崎さんは、現在東京外国語大学教授。国連職員として、南スーダンの隣り、コンゴ民主共和国も含め、世界各地のPKO活動に関わり、PKOの内情を熟知しておられる、大変貴重な専門家です。私は最近全く見ませんが、テレビや新聞等にもよく登場される、皆さまもご存知のお方だと思います。
彼は、そもそもPKOとはなんぞや・・・から話され、何より一番のポイントは、このPKO自体が、昔の「厳正中立」から、派遣国の住民守るためには、「紛争の当事者」にもなって、要は「交戦すなわち実際の戦闘もする、人も殺す・・そうした活動に変容している・・という事実です。その大きな変容を、日本人は認識不足だと。。。
おふたりの講演でも、彼らを交えた、その後のパネルディスカッションでも、今の、またこれからの一番重要な問題、また懸念される点は・・今般、「安倍政権」により決定された、「駆けつけ警護(という名の、交戦=戦闘)」と「宿営地の共同防護」が仮に実施された場合は、「交戦権」を否定した、現憲法9条の下で派遣(派兵)された自衛隊が、その条項に違反し、実際に「交戦」を迫られることになり、軍隊としても認められず、いわゆる「国際人道法に依拠した、交戦規定」も整備されていない現状では、その間に深刻な齟齬を生じる事になる・・・
要するに、、自衛隊員が、万が一人を殺した場合は、日本の刑法上で、その個人の過失として裁かれる・・とのまことに理不尽な状況になってしまう・・。
あるいは、軍隊ではないため、自衛隊員は「捕虜」になった場合でも、国際人道法上の「捕虜」として扱われず、必要な保護も与えられない。まるで拉致同然の扱いを受ける恐れもあるってことなんですね。
伊勢崎さんは、これでは自衛隊員は、全く浮かばれない・・という意味のことを言っておられました。すなわち、こんな法体制の不備の下では、最初から自衛隊を、南スーダンに出すべきではなかった。。一度出してしまったら、国際的な批判を恐れて、引くに引けなくなると・・それが、このように内戦が泥沼化しつつあるのに、自衛隊を撤収できずに、にっちもさっちもいかなくなっている原因であると・・彼はそう言っておられました。もし派遣するなら、憲法9条改定も含め、彼らがちゃんと「交戦」出来るように、法整備をしてからすべきであるとも。。私は彼の意見に全面的に賛成ではありませんが、しかし彼の言う事にも、それなりの理はあります。
また安倍政権が、こうした混乱の中、もし自衛隊が「交戦」せざるを得なくなって、隊員に「戦死者」が出た場合、それを最大限政治利用して、彼らの悲願の、軍事国家化を一気に進めるのでは・・との危惧も、布施さんや、会場の聴衆の皆さんからも出ていました。
これもまた、私の危惧するところでもあります。
それでは、私たち日本国民はどうすべきか・・・・。これも重い課題ですが、私たちが目を背けず、考えていかなければならない課題であります。
70年以上前の日本も、ろくな歯止めもなく、中国に、東南アジアに、太平洋にどんどん
戦線を拡大し、既成事実を作り続け、引くに引けなくなり、泥沼に足を取られたまま、あのような悲惨な破滅に至りました。
その失敗を繰り返してはなりません。現今の南スーダンにおいても、これ以上深入りし過ぎて、悲惨な事態を引き起こす事は、ぜひ避けなければなりません。自衛隊員とその家族のためにも。何とか、あまり国際的な軋轢を起こさずに、出来れば円満に、速やかな撤退が出来ないものかと。。そう祈らずにはいられません。
そういうわけで、今日のシンポにより再認識させられた、重い課題に思いを巡らせつつ、夕方・午後4時過ぎの寒さを感じつつ、帰路についた次第です。
それにしても、マタイ24章ほかの、イエスさまの預言にも言及されているように、戦争と戦争のうわさを聞くことが、以前にも増して増えているように感じます。終末のサインは、私たちの周りでいよいよ増えています。しかしそれらは、人間的には不安の要素ですが、主のご再臨、この罪の世界の終わりが間近いとの、最大の希望のメッセージでもあります。不安や恐怖ではなく、その約束された希望にこそ目を留めましょう。そして、主をお迎えするための、可能な限りの準備を日々しましょう!主の偉大なみちからと恵みにより頼みつつ。。そのことも改めて思わされた、今日のシンポでした。
皆さまの、今週後半の歩みが祝福され、守られることを祈りつつ。。。それではまた!V