車で二時間 雲海を見に行ったけど出ませなんだ
その展望台の法面になんか居るなと思ってカメラを向けた。
風が吹いちゃって、揺れるわ揺れるわ
シャッター切るタイミングで吹いてくれる
で、なに奴と思ったらトウダイグサ科の大錦草（おおにしきそう）が
珍しいじゃないか、こんな日本のど真ん中の山ン中で
どっから来たんだ？と聞いたら
おいら北アメリカの生まれなんだ って
ところでお前さん、顔はどこになるのか？
まん丸いのは目ん玉かいな？
これは子房と言ってお尻みたいなモンよ
花が終わって雌しべのお尻が丸くなるのが子房
脂肪じゃないよ
で、そんな奴がなんでこんなところにいるんだ？
日本てさ和食は当たり前だけど、うどんにそば、ラーメンにソーメン
ご飯だけじゃなくて麺類も豊富。
それだけじゃなくて中華にフランス、インド、イタリア料理と食べ物が豊富
それらを食べたくて日本にやって来た？
とは考えられないよな
料理には小麦粉がつきもの
きっと他所から小麦を送ってくるその袋に種がくっついてやって来たんじゃないか
一粒が芽を出して種を付ける。
その種が風に乗ってそこらへんに広がる・・・・
ねずみ算式に全国に広がっていったんだな
だけどその反面、今迄おった奴、在来種って言うけど、が虐げられる
で、これまでおった奴をあてにしている人が困る訳よ
だから外来生物は困っちゃうことになるのさ
と大錦草の生い立ちでした。
ところで関取の小錦
なんで大錦でなく小錦なんだろね
小錦関って、今は小錦知らない人も多いのかな？
Cobucim