大要黐(おおかなめもち) | Cobucim コブシム

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この地球大丈夫かな?
自然の中で起こる、日々の出来事です。

 

 

 

大要黐(おおかなめもち)なんだって

 

バラ科の常緑樹さ

 

赤くてボロボロだよ?

 

 

 

 

これは焦っているのさ

 

いつもは濃い緑の固い葉っぱなんだけど

 

虫がやって来てさ、だいぶ喰い散らかしていった訳よ

 

 

葉っぱにしたら

 

こりゃ早く赤くならなくちゃ葉っぱが無くなっちまう・・・と

 

ほら、だいぶスカスカになってきたやろ?

 

今赤くならなくちゃ終わっちまう。

 

 

 

皆は紅葉は寒い季節になると、葉っぱの色が変わると思ってるんだろ

 

寒暖の差が大きければ大きいほど色は綺麗になる・・・と

 

 

勘違いしたらアカン

 

本当は虫に食われそうか そうでないかで色が変わる。

 

虫は寒くなると卵を産んで次の世代に子孫を託す。

 

だから寒くなる前、卵を産むのに葉っぱを食べて力をつける。

 

赤とか黄色は虫には見にくいんだな

 

だから葉っぱは自分が食べられないように黄色や赤になる。

 

へぇ~

 

 

大要黐(おおかなめもち)

 

 

おっと、こっちはなんで1枚だけ赤いんだ?

 

恥ずかしがってるのさ。

 

なんで恥ずかしいのさ?

 

なんたって最近まで暖かいだろ

 

そりゃ葉っぱにしたらいつ赤くなったろうかと悩むわけや

 

なんでも最初にやってみて スベッたら恥ずかしいだろ

 

こいつは早すぎてスベッたのさ。

 

 

と今日のお話、紅葉伝説でした。

 

 

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