季節の移り変わりは早く
気がついたときには遅かった
もう少し早く見つければなぁ
赤よりも薄いピンクの紅葉が見れたはずなのに
でもまぁ、この実が見れたからまだいいか。
真弓はさ、ニシキギ科の落葉低木で
別名を山錦と書いて『やまにしきぎ』と呼ばれている
花期は５～６月ぐらい、花がちょっと変わっている。
花弁は白だけど、花の中心は緑色
果実は四割れする四角い形で
紅葉時に葉と共に薄い赤ピンクというべき
真っ赤ではないビミョーな薄赤ピンク色になる。
普通の赤い紅葉とはちがって淡い感じがすばらしい。
実の中からは真っ赤な種が四つ出てくるんだけどね
真弓は“しなり”に非常に強い木で弓の材料に使われた。
そのことが真弓（まゆみ）と呼ばれている所以で、
弓のことも真弓と呼ぶらしいよ。
私が知っている真弓さんは
三丁目のおでん屋さんの
綺麗なおねえさん。
いゃぁ、何年前の話じゃろう・・・・？
あの頃、私に特におまけしてくれたような気がしないでもないが。
ン十年たっても真弓さんとは・・・