山からのいただきもの | Cobucim コブシム

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この地球大丈夫かな?
自然の中で起こる、日々の出来事です。


真っ白な世界にひときわ赤い

小さな集まりがそこかしこ。

アオキが雪の中で真っ赤な実をつける


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アオキは冬でも葉っぱを青々としているから青木(アオキ)という

青木さんの家にはきっとアオキが生えていたんだろう・・・・かな?

密生した人工林の間伐をした後、林内に生えてくるのもアオキである。


秋に赤い実をつける木は結構ある。

でも冬にまで真っ赤な実をつける木は少ない。


実が真っ赤になることで鳥に

『そろそろ食べごろだぜ!』とアピールするのだが

秋はいろいろな実が赤くなって、自分が赤くなっても

食べられる確立は少なくなる。



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鳥が食わなければそれでもいいじゃないか、と言ってはいられない。

鳥は実を食べるが、種の部分は消化せずに排出される。

鳥が飛び回って種を他所で種まきしてくれる訳だ。


それが出来ないとなると少子化がすすみ

自分の年金が少なくなる。

こりゃえらいことです。


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まあ、この実はあんまりうまくないらしい。
それでも冬に食べ物が少ないと、まずいものでも食べなくてはしゃあない


寒くてもこいつは雪の中でもじっと鳥を待っている。