金沢大学医学部OBの医師の方から頂戴したメール〜死亡事案や日々の診療から医療界の現状を憂い体質改善の必要性をご指摘(医学部大学等事件44)
寒い日はあるものの日差しが明るくなり、春の近さを感じます。
今日(2月21日火曜)は、研究室にて、遠方からのお客様と、医学部、医師、医療、医学などについて、建設的な議論や情報交換を行いました。
新幹線の便利さを実感します。
先日、金沢大学医学部OBの医師の方(上記の本日のお客様とは別の方)から、丁寧なメールを頂戴しました。有難うございます。
その一部を以下に紹介させて頂きます。
<紹介ここから、冒頭部分省略>
さまざまな事情やご都合主義が、大切な命を無駄死にさせてしまったとしたら、憤る気持ちを禁じえません。全く存じ上げない方ではありますが、あの子は生きたかっただろうな、必死だっただろうな、大事に大事に育て、人生を歩んで来た親御さんの気持ちを考えると、悲しみと怒りに押しつぶされそうになります。
患者さんがどんな思いで通院しているか、診療を受けるためにどれだけ心を砕いて病院を目指すか、それを理解している医師はどれくらいいるのだろうかと、同じ医師ながら、毎日、暗澹たる気持ちで診療をしております。
どうか、ひとりでも多くの心ある若き医師が我が母校から輩出されんことを切望します。小川先生もどうぞお身体を大切にお過ごしください。
<中略>
我が国の医療界の体質改善を切に希望すると同時に、小川先生の益々のご発展を心からお祈り申し上げます。
<メール紹介ここまで>
上記メール中の死亡事案(死亡時16歳)は、金沢大学カフェイン併用化学療法におけるもので、本ブログの横浜講演スライド詳報シリーズでお示ししています。
●横浜講演スライド詳報10(その中の下方に、1から9のリンクも有り)