訴訟提起直後の批判 の続きです。
2021年8月26日の訴訟提起から1ヶ月以上が経過した10月上旬、〇〇医師(過失医)の代理人弁護士が決まり、被告それぞれから答弁書(訴状記載の請求の趣旨に対する答弁や訴状記載の事実に対する認否を記載した書面)が提出されました。
2.訴訟費用は原告らの負担とする
※過失医側の答弁書には「仮執行免脱宣言を求める」、「追って準備書面にて認否・反論する」という記載もありました。
被告側としては定型の答弁のようですが、それでも実際に「棄却」という文字を見た時は残念に感じ、本当に裁判になるのだという実感が湧きました。
同じ頃、医療用麻薬(フェンタニル)を断薬したことで疼痛が増していく母から毎日のように「死んだ方がまし」と言われ、私自身も疲弊していました。
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(2021年10月07日の日記より)
〇〇先生(上級医)よりメール
「〇〇さん(母)の疼痛がここ数日かなり強度なご様子で、精神症状が出ても構わないのでまた医療用麻薬を是非とも投与して欲しいと希望されています。長女様の希望も確認して対応したい旨をご本人様にはお伝えしました。」とのこと。
今日の回診時、〇〇先生(上級医)に「痛みを取ってから退院させてほしい」と何度も言っていた。痛みが強すぎて精神的にもかなり不安定。死んだ方がまし、呼吸止まってもいい、頭おかしくなってもいい、だからもう一度フェンタニルを使ってほしいと何度も言われる。気が滅入る。帰り際、「麻薬を使ったら呼吸が止まって楽になれると思うんよ」と言いながら泣いていた。でも、やっぱり呼吸抑制は怖い。死ぬ可能性があるものを使いたくない。〇〇先生(上級医)からまた家族の希望で使用したのにと言われるのも辛い。でも、毎日死んだ方がましと言われるのも辛い。
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医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤