正式謝罪⑤(繰り返された医療事故) の続きです。

 

医療過誤であると認めてくださったこともあり、内容まで詳しくお尋ねするつもりはありませんでしたが、〇〇院長(当時)より「悪意を持ってやらない限りは処罰、懲戒の対象にはならない」という趣旨のご説明を受け、私の中で強い疑念のようなものが生じてしまい、もう少し詳しくご質問させていただくことにしました。

 

 

(私:手術の流れにも問題があったのではないかと思っています。私は〇〇先生(過失医)が全て執刀するとお聞きしていました。)

※実際には、第4/5腰椎間の椎弓切除を〇〇医師(上級医)が施術し、〇〇医師(過失医)交代後、第2/3腰椎間の椎弓切除を施術中に医療事故(馬尾神経切断)が発生しました。

「そうですね。手術のやり方とか誰が執刀するかということに関しては各科の科長に任せてますので、そこまでは事前に把握してなかったんですけども。当然〇〇先生(過失医)、基本的には各科の科長〇〇先生(上級医)と2人でやる分には手術が安全に行われるものだと判断していたんだと思います。」

(私:麻酔がかかってから自信がないと言うことはよくあることですか?)

「いや、それは私も初めて聞いたんですね。そんなことは誰から聞かれたんですか?誰が言ってたんですか?それは〇〇先生(上級医)が言ってた?〇〇先生(過失医)が言ってたんですか?」

(私:〇〇先生(上級医)からお聞きしました。)

「〇〇先生(上級医)がそういう風に言ったと。うん。それはちょっと何とも言いようがないですね。」

(私:〇〇先生(上級医)には感謝しています。)

「〇〇先生(上級医)は本当にある意味思っていることをすっと正直に全て言ったんだと思います。」

 

 

麻酔がかかってから自信がないと〇〇医師(過失医)が仰った件について、〇〇医師(上級医・助手として手術に参加)の報告書にも以下のように記載されています。

『麻酔導入が問題なく終わり、体位セッティングも済み、ドレーピングを完了して、いよいよ執刀開始という段階で、急に〇〇医師の方から手術完遂に不安を感じるとの発言がありました』

 

 

伊豆テディベア・ミュージアムにて

 

 

医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤

 

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