果てしなく、歩きました。

どこまでも…

(嘘、大げさ、紛らわしい。約5km程です・汗)


今日は、久々に病院通いの為、私の住む最寄り駅より少しだけ都会の町の、S駅へ行きました。

受診自体は大した事ない感じなのですが、いちお、子宮筋腫の手術は6月初旬の某日に決定していて、5月下旬に術前検査をする予定です。


診察がチョッパヤで終わったので、かねてから気になっていたその地域のハローワークへ行ってみる事にしました。


道順は我がau携帯のEZナビがバッチリルート案内をしてくれる為、距離ばかりの単純な道筋を順調に辿って歩きました。


今月2回目の職業相談で、失業保険受給の為のノルマは達成!

懐かしのコンピュータ端末検索が出来、人も多かったのでした。

さすが、ちょっとだけ都会のハロワ!


でも、良さそうな求人は皆無でした…。

失業保険受給資格者は、あまり仕事の我が儘を言っちゃいけないみたいなんですが、でも、結構一生の問題になるかも知れない職を急かされて決めるのもどうかと思いますよね。


つか、失業保険は満額払ってくれよ、と言いたい。

労働者は勤務期間中にコツコツ払っていた訳なんだし。

役人がこぞって無駄遣いするんなら、その分税金返せって、心底叫びたい。


さて、順調にハロワの用事を終え、帰る段になって思った事。


何か帰り方向を逆行して、わざわざ同じ道を通って帰るの、ヤだなあ…。

次のO駅まで、歩いたらどれ位かかるかな?


好奇心とダラダラ歩きたい欲望に負け、携帯でルート検索する事に。

距離は2.9kgで、まずまずな丁度良さ気な距離。

次の電車の時間も、もしかしたら近くに駅に辿りつけるんじゃないかと目算し、歩く事にしてみました。


徒歩ルートで、ルート案内を開始してナビの通り歩くと、川に道路の橋が架かっていました。

そこは、車がビュンビュン行き交っていました。


こ、こわい…。


左側を見ると、歩道がない様子。

車専用道路なのかと思い、その橋を渡る勇気が持てなくて、別ルートで歩行者用の橋がないかどうか捜そうと、来た少し道を戻ったりしてみました。


田舎は、車が主流なので、歩行者なんて居ません。

辛うじて、犬を散歩させたり、河原で遊ばせたりする人が居る位。

左右を見ても、線路位しか向こう岸に渡れる手段は無さ気です。


段々心細くなり、やはり来た道を戻ろうかとも思いましたが、しばらくして決心しました。


車の事なんて、知った事か、と…。


私は車道を歩く決心を固めました。

で、ナビが示す道路に向かうと、右側に柵があり、その向こうに歩道があるではありませんか。


やっぱり、携帯の徒歩ルートだネ☆

と、気を取り直して早速渡り始めました。


しばらく真っ直ぐ道なりに。

田舎道とはいえ、ずっと、舗装されたのどかな雰囲気の国道を歩いていました。


かなり歩いていると、少し先にナビが「!」を示している箇所がありました。

ちょっと注意はしてたものの、道らしきものは王道一本で、周囲は民家があるばかり。

キレイに舗装された歩道を歩いて、わりと進んで行きました。


ふと、携帯を見ると、電池の残量が一に!


少し焦り、先を画面表示してゴールを垣間見ると、わりと素直な一本道に見えました。

これなら大丈夫、と思って歩を進めたのですが、何となく意識に引っかかる様な気がしてナビ画面を見直したのです。


すると…。

ルート、外れて歩いているし。

それも、結構進んでいます。


いつの間に…?


不審に思いながら、引き返す事にしました。

時間のロスだし、充電も不安で足早に歩きました。


引き返してみると、どうみても民家の敷地内に通じるとしか思えない様な畦道を指し示しているではないですか…。


…行こう!光は常にラピュタを指している!

(とか言ってる場合じゃねえケドな)


ドキドキしながら、民家に向かって歩きました。

トラクターとかも走ってそうな感じの畦道…。

恐る恐る進むと、民家の合間を縫って、どうやら道が続いているみたい。


でも、どんどん山道になるんですよ。

箱根の旧街道みたいな?

でも、ナビは相変わらず正しくルートを表示しているかの様に案内をしてくれていました。


EZナビ、実は最強…?


歩いても歩いても、ちゃんと道が開いてゆく事に安心すると、段々楽しくなってきました♪

山道、楽しいし!

もうすぐ駅にも着きそうな感じだし。


ナビにさえ任せていたら、私はどこまでも、果てしなく歩く事が出来るのだ、とウキウキしました。

お洒落な佇まいの家の脇を通り、ゴールである駅が見えて来ると、電車の時間も、S駅から逆算して結構いい時間に着けた様にも思え、嬉しくなりました。


駅は、畳一畳分程の無人駅ですが、生意気に自動券売機と、改札機が設置されておりました。

我が地元の駅には無いのに…!


料金表を確認して、切符を購入していると、何故か電車がすぐにやって来たのです。


うそ~ん!早く切符を買って乗らなきゃ!

きっと、早めに来てゆっくり走るとかに違いない…。


そう、思い込んだ私は、愚かにも、S駅に逆戻りする電車に勢いで乗り込んでしまいました。

電車の車体に表示されている行き先を確認したかったのですが、つい、勢いで…(涙)

超ローカルな無人駅なので、単線だった事も私の判断を狂わされました。


思えば、歩いてきた方向へ向かって電車が入って来た訳だから、考えれば分かる事なんですが、疲れていたみたいです。

車内のアナウンスで、間違っている事に気付き、青くなりました。


いつも利用している電車は、S駅で双方ほぼ同時に停車するのです。

一本乗り逃がすと、一時間待ちの恐怖が待ち受けています。


運転手さんの好意で、運賃はO駅からの切符のままでいいと言われたものの、車内ではハラハラドキドキ…。


…乗り逃がしたら、一時間待ちィィィィ!  (阿鼻叫喚)


しかも、ワンマンカーですよ。

駅に着いてもドア開くの遅せぇ!


イライラしながら、一番遠くの車両を飛び降り、遅い足をフルに使って走りました。

向かいのホームへは、階段を利用しなければなりません。

若いときから、階段を使って向こうのホームへ行くのが苦手だった私…。


登りは、一段飛ばしで駆け上がりました。(歩み遅し)

でも、下りが…。


下りがァァァァっ~!!! (阿鼻叫喚)


一段ずつ、ちょこちょこヨロヨロと降りてゆきます。(歩み、非常に遅し)

もうダメだと、思いながら降りています。

九割方、諦めの境地に入りました。


電車から降りてきた人々が階段を登って来ていて、私の邪魔をするのです。

半ば諦めているくせに、私は罪の無い人々に黒々と殺意が芽生えていました。


お前ら皆邪魔なんだ、どけぇぇぇぇ!!!むしろ、死ねェェェェェ!!! (根拠無き憎悪)


発車ベルが鳴り、注意を促すアナウンスが流れましたが、結果、何とか間に合いまして…

罪無き皆様、大変お騒がせ致しました。

全然死ななくていいですから。

すんませんでした!


そんな訳で、ちょっぴりスリリングな午前中を過ごしました。

少しはダイエットになっただろうか?

露出していた箇所がかなり日焼けして、赤く、黒く、なっていました。

テヘ☆


家に帰ると、義父のお弟子さんが来ていて、粘土の準備や土ひねりなんかを終えていました。

丁度お昼時で、皆で母親作成、釜揚げうどんをすすり、私は一人だらだらと過ごしました。


にも係らず、結構イライラしていて、嫌な事を言う母親と険悪に喧嘩したり、まあ色々ありつつ結果オーライな感じ?


そして、また、ハンドメイドな布バックやがま口ポーチなんかをちょこちょこっと通販申し込みしてしまいました。

何か、ふんだんに失業保険を使いまくってます~。

SKツーの下地セットも買うつもりで居るんですが…。


なあ、貯金…て言葉知ってるか?>自分