プレイヤーの村の発展の度合いを示す数値として繁栄度があります。この数値が高くなると新しい建物や政令が解禁可能になります。
本作品では労働者勢力、王国勢力、教会勢力の3つの勢力が存在しており、各勢力と交易を行う事で利益を得たり、影響力というポイントを支払う事で新しい建物を解禁する事が出来ます。
村の繁栄度と各勢力からの評価が高くなると解禁される建物や政令が増えますが、Version1.9へのアップデート後はこの仕組みが大きく変更されています。
1つの勢力からの評価を上げると他の勢力からの評価が低下する様になっています。その結果、同時に複数の勢力から高い評価を得る事が難しくなっています。
もし万遍無く各勢力の評価を高めようとすると全ての勢力の評価が中途半端な数値の侭になってしまう危険性が生じています。
労働者勢力の評価を高めると主に酒場の解禁の他に領主の館の部品の追加、酒場の部品の追加、鉱業税や飲酒税等の税収の追加といった感じで酒場と課税関連が中心になっています。
村の近くに鉱山が存在し、鉱業が盛んな村を構築したのであれば労働者勢力ルートに進む価値はあります。
一方で近くに鉱山が無い立地条件の村や酒場をあまり活用していない村であれば労働者勢力ルートに進むのは後回しでも良いでしょう。
王国勢力の評価を高めると軍事基地の部品の解禁や武器屋の解禁が中心となります。他に2種類の石造りの城壁が解禁されます。軍事基地は以前のバージョンでは木製の砦という名前だった建物です。
立派な軍事基地を作りたい時や城壁に囲まれた城塞都市っぽい村を作りたい時は王国勢力ルートに進むのが良いでしょう。
教会勢力の評価を高めると修道院の部品の解禁や石造りの教会の解禁が中心となります。特に修道院の部品は非常に種類が多く、施設の拡張も種類が多くなっています。
教会勢力ルートを進めると修道院に宿泊施設、食堂、調理場、葡萄園、醸造所、養蜂所、宝物庫といった感じの多種多様な機能を持つ施設を増設可能になります。
村人の需要の1つに礼拝が存在しており、礼拝の需要を満たすには素朴な教会、修道院、石造りの教会といった宗教施設が必要になります。
村人の需要として必要不可欠な施設の充実を優先したい時は教会勢力ルートに進むのが良いでしょう。
各勢力のルートとは別に共通ルートが存在しています。此方は影響力を支払う代わりに資金を支払う事で解禁します。
小麦の農場、パン屋、仕立て屋等々、村の発展に必要不可欠な様々な建物が解禁されます。
此方は単純に繁栄度の数値を高めれば順次解禁可能となる建物や政令が追加されます。
各勢力の勢力下にある村との交易を開始する、村の人口を増やす、豪華度を高める、村の領地を拡大する等の方法で繁栄度の数値を上昇させる事が出来ます。
以前の環境からの定番の攻略を順当に進めていけば自然に繁栄度の数値が上昇していきます。
Version1.9テストプレイ時に攻略してみた感じでは先ずは各勢力の内のどれか1つに絞って評価を高める事に専念し、その後で残る2つの勢力の評価を高める方が良さそうです。
どれか1つの勢力の評価を高めると残る2つの勢力の評価が下がりますが、評価の齎す影響を緩和する特権を解禁する事で各勢力の評価を両立する事が可能になります。
Version1.9の新要素である政令と特権の内、特権のスロットに評価が齎す影響を緩和する特権を選択する事で他勢力の評価との両立が可能になります。
特権のスロットは各勢力の評価を高めていく事で1つずつ増えます。先ずはどれか1つの勢力の評価を高める事に専念し、その勢力のスロット数を増やし、スロットに他勢力の評価を高めるのに必要な特権を設定する事を目指しましょう。
攻略方針によってどの勢力の評価を優先して高めるのが最適なのかは異なります。マップやスタート地点によっても最適なルートは変化します。
最終的には自分が重視したい要素で最適なルートは決まると思います。
領主の館をもっと立派な建物にしたいのであれば労働者勢力ルート。
城壁に囲まれた城塞都市っぽい村にしたいのであれば王国勢力ルート。
大規模な修道院や石造りの教会のある村にしたいのであれば教会勢力ルート。
自分が作りたいと思っている村の形に応じてどの勢力のルートを先に進めるかを決めてみましょう。