おかげさまで、今日のかつしか落扇指南所第44回おさらい会は、200枚刷った番組表が無くなってしまい、お配りする番組表を急遽コピーすることになるほどの盛況でした。
家族に一枚の配布にしていただいたご家族もあったのでご来場者の延べ人数はもう少し多いと思います。
本当にありがとうございました。
いつもいつもおいでくださるカエルさん本当にありがとう。
お帰りの時間に雨が降っていたので皆さん本当に大変なご帰宅になったと思います。
申し訳ありませんでした。
これに懲りずまたご来場いただけますと幸いです。
さて、今日入蔵が高座にかけた「代書屋」は昭和13年に桂米朝師匠の師匠の四代目桂米團治師匠がお作りになった噺です。
作られてから86年たっています。
もう古典落語と言っても良いのかもしれません。
玄人の師匠方が、数限りなく高座におかけになっている噺ですから、素人の入蔵が生意気に自分の工夫を述べたところで噴飯ものと言われるかもしれません。
しかし、あくまで入蔵の知る限り、師匠方の「オチ」に落ち着いた気持ちになれるものがありませんでした。
入蔵の知識などたかが知れていますからきっとこれから書く「オチ」など、多分すでにどなたかの師匠がお使いになっていることだと思います。
しかし、素人の入蔵が楽しみの一つとして記事にしている「落ち着かないオチにオチを付けるシリーズ」の一つとして書いてみました。
以下、入蔵が自分のために書いた台本(当然実際の高座とは若干違います)の最後の部分を転記します。
入蔵台本→
代書屋:あとは賞罰だ。
男:正月は毎年一回
代書屋:正月じゃあない、賞罰、ほめられたとか、罰を受けたとかだ。
あんたのことだから、賞はないかもしれないけど、罰はどうです。
男:馬鹿言ってんじゃない、手が後ろに回った事は無い。
ほめられたことはある。
代書屋:ほめられたって、おふくろさんや、近所の人に褒められたとかいうんじゃなくて、
賞状をもらったとか、新聞に載ったとかですよ。
男:でっかい賞状をもらって、新聞に載ったことがある。
代書屋:本当ですか?
いつ、どんな?
男:10年くらい前に、区内の新聞社の主催で大食い大会があって、こんなでっかい饅頭を68個喰って人間業じゃないって記事になった。
代書屋:そんなバカな事は履歴書にかけないよ。
そんな履歴書は書けない。
男:何、履歴書が書けない。
それならあんたも代書屋にお行きなさい。
という、いたって普通のオチですが、入蔵としては全く無理がないと思います。
どなたかの師匠がすでにやっていた(いる)という事をご存じの方がいらっしゃったらご連絡ください。
お詫びして、この部分の記事を削除いたします。
よろしくお願いいたします。
今日は、ななみんのお友達もたくさんおいででした。
ななみんの噺も本当に練られたくすぐりの完成度が高く入蔵は舌を巻きました。
驚いたのはお友達の皆さんがそのくすぐりに鋭く反応していたことです。
入蔵が小学生のころと全く知的レベルが違うと思いました。
7月にもおさらい会があります。
入蔵はまだ、全くネタを考えていません。
何にしようかな。
11月は今年も新作を作って高座にかけようかと思っています。
今のところ題名だけは「シン・桃太郎伝説」にしようかなと思っています。
でも、題名しか決まっていません。
結局、古典をするかもしれません。
皆さん、今日はどういう一日でしたか?
入蔵はいささか疲れましたが、心地よい疲れです。
それでは、また(^O^)/