正確には忘れてしまいましたが多分15年くらいは所持していた、某銀行系のクレジットカードの更新をやめました。
長年月にわたり普通に使えてきたカードが、ここ数か月の間に3回何者かによって不正使用されたのです。
その都度、カードの使用停止と再発行を繰り返してきましたが、この度4回目の不正使用の連絡があり、更新をやめたのです。
今回使用された時間は、入蔵が仕事中の時間でした。
「実際には使用しているのに使用していないという勘違い」が発生しているという事は無いと思われます。
さらに今回はそのカード会社から、不正利用された支払金を払う事を請求されているのです。
正直、入蔵の身分にはふさわしくない会費を払っていたカードです。
多分、入蔵の愚かしいふるまいに、ついに「天罰」が下ったのだと思います。
最近、インターネットでいわゆる「お金持ち」の会社経営者が、ECモールを展開する会社のカードを使ってポイントを貯めているという記事を拝見しました。
「お金持ち」にもいろいろなタイプがいるとは思いますが、入蔵は「こういうところがお金持ちは違うんだよな」と心底感心しました。
入蔵とは全然違います。
お金が無くて、結構年をとってしまっている上に、日常生活も全般的にだらしのない入蔵に天罰が下る。
なんとありがたいことでしょう。
入蔵は特定の宗教を信奉しているわけではありません。
その入蔵に「罰」を与えてくれる「天」があるのです。
「天」が何かは全然わからないのですが、実際に「天」があるように入蔵には思えます。
入蔵の父が、幼少期に井戸に落ちたり、東京大空襲に遭うなど何度か死にかけた事があるという話をこのブログに書いたでしょうか？
祖母は関東大震災時に被服廠跡にいて命を落とさなかった稀有な人物の一人であることを書いたでしょうか？
入蔵自身も数回死にかけました。
卑近な例をあげましたが、考えれば、今、この世に生きているすべての人、生き物はそういった危機を乗り越え、存え、繋がってきた命をいただいているのです。
カードの不正利用からこんな大仰なことを考えるのもどうかとは思いますが、こういった視点で見ると、入蔵のようなものでもなんと恵まれた人生を歩んでいるのだろうと思います。
いや、「人生」を与えられていること自体、なんとありがたいものかと思います。
人生とはなんと「辛く、苦しく、つまらない」ものだろう。
入蔵はしばしばそう思います。
でも、とにかく今は生きています。
生きて、つまらないブログの記事を書いています。
そして、この記事を読んでくださっている方がいる。
入蔵を助けてくださる「天」があるのです。
入蔵には、宗教的、哲学的教養がありません。
そういった教養をお持ちの方から見れば、噴飯ものの記事かもしれません。
でも、そういった素養のない人間がどのようなことを考えて生きているのかを記録しておくのも良いかもしれないと思って書いてみました。
今日、入蔵の住居の付近は、気持ちよく晴れていますが、風が強くて寒いです。
入蔵の住まいは、建てた時には私道をはさんで大きな家が建っていました。
その家に面した壁の窓は、その家からの視線をうまく避けるように配置されていました。
その大きな家は建て替えられ、マンションになりましたが、そのマンションには、視線の配慮などありません。
今、入蔵の家の、その建物に向いている窓のいくつかは一年中カーテンを閉めています。
明るく、風通しが良いのが自慢でしたが、その良さが損なわれています。
残念なことに、そのマンションが建つまでは、強風によって入蔵の家は揺れることがあり、それは不快で不安でした。
ところが、マンションが建ってからはどんなに強風が吹き荒れても、家が風で揺れることはなくなりました。
入蔵の家もだいぶ古くなりました。
もし、マンションが建っていなかったら、今日は、ずいぶん家が揺れていたでしょう。
これも「天」の恵みかもしれません。
勿論、採光も損なわれずにいたらよかったですが。
禍福は糾える縄の如しとはこのことでしょうか。
と、そんなことを考えて入蔵は、今後自分に都合よく「天恵」を考えて生きていこうかと思います。
こんな天気のいい日が、風もなく寒くなければ良かったです。
今日は、さぞ、花粉もたくさん舞っていることでしょう。
入蔵にとっては外出がしんどい日です。
皆さまはどうですか？
何かの「天意」があるかもしれません。
入蔵は、こういう日には家にいてすべきことをしましょう。
皆さまにとって、今日が良い一日でありますように。
では、また(^O^)／