前回記事を書いてからあっという間に3週間ほどたちました。

 

相変わらず平日は忙しく過ごしています。

 

11月は日曜日も歯科医師会の行事で忙しく過ごしました。

 

そのような中、18日は東京芸術劇場に行き、23日はサントリーホールにも行きました。

 

25日に本当は大学の同窓会があったのですが、自分の通院その他のために行けませんでした。

 

26日は午前中、保健所(今は健康プラザ)での歯科医師会の出展ブースでの催し物に参加し、午後、指南所のおさらい会というスケジュールでした。

 

東京芸術劇場は井上道義指揮の読売日本交響楽団のマーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」でした。

 

入蔵は井上さんが今年で指揮活動引退すると勘違いしていたのですが、引退は来年末でした。

 

この曲は入蔵には長すぎで、家で聞いているとき、あるいはコンサート会場でも最後まで集中力を維持するのが大変です。

 

コンサート会場では前立腺問題も生じるし。

 

今回も、入蔵は入念に座席を(トイレに行き易いかどうか)吟味して予約し、出かけたのでした。

 

結果は、いつもと違い、前立腺問題は全く生じず、第4楽章に入るころにはいつもの「長い」という感想でなく「終わらずにずっと続いてくれないかなあ」という思いで一杯でした。

 

入蔵には音楽的な素養は全くなく、「どこがどう」「この曲の誰の指揮はどうだった、どこのオーケストラがどうだった」というような比較はできず、ただ、「よかった」とか「いまいち」とかの判断しかできないのですが今回は文句なく「本当に良かった」です。

 

ソプラノの高橋絵理さん、メゾソプラノの林眞暎さん、新国立劇場合唱団の皆さんも本当に良かったです。

 

何所がどう良かったのか皆さんにお伝えする力が無いのが残念ですが仕方がない。

 

「終わってほしくない演奏だった」という事でご納得いただくしかないです。

 

23日の切符購入に際して、お金のない入蔵はベルリンとウィーンどちらに行くか、さんざん悩みましたが、結局、ベルリンフィルの演奏会に行くことにしました。

 

キリル・ペトレンコ指揮でレーガーの「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」Op.132、R・シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」Op.40でした。

 

ベルリンフィルは様々な国籍の団員から構成されていますが、他のオーケストラでは「第一バイオリンの皆さん」「第二バイオリンの皆さん」と感じられる音が「第一バイオリン」「第二バイオリン」というような、誤解を恐れないでいえば、究極的に雑味のない音で聴衆に迫ってきます。

 

ペトレンコ氏と一点の曇りもないレベルで意思の疎通が図られているという印象を強く受けました。

 

もちろん第一コンサートマスターの樫本大進氏のバイオリンも素晴らしかったです。

 

入蔵が素人落語を始めた理由についていつも「落語をより深く観賞するため」と言っていますが、自分で高座に上がるようになって、自分以外の人の落語を「より楽しめるようになったかどうか」はちょっと疑問です。

 

知識、経験が雑音になってしまう時があるという感じでしょうか。

 

場合によっては、あまり理屈を考えないで観賞できた方が喜び、楽しみは大きいのかもしれないと思わないでもありません。

 

さて、入蔵は今年の秋のおさらい会も自作新作で臨みました。

 

古典落語はどの噺もよくできていて台本を棒読みしても「笑える」と思いますが、新作はそういう訳には行きません。

 

入蔵は「『一人でも』『くすりでも』笑っていただければ成功」と考えて高座に上がりました。

 

最後の最後でとちって、気が付いたお客さんからは厳しいお言葉(ちょっと大げさに言えばですが)を頂戴しましたが、それなりに笑っていただけたので一応成功と考えることにしました。

 

次回、3月のおさらい会では、また古典をします。

 

先週も、診療所を出るのが深夜1時を過ぎた日が二日ありました。

 

ブログの更新にはまた少し時間がいるかもしれません。

 

そうそう、前にも書きましたが「新小岩落語会」は入蔵の登録商標です

 

意地悪をしようとしているわけではなく「新小岩落語会」という名称を入蔵と直接結び付けて考える人がいるので、もし、新小岩落語会に類似の名前を付けるのでしたら例えば「○○〇新小岩落語会」というようにしていただいて「新小岩落語会」単独で、会の名前を付けたり、ポスター、案内等に表示しないようにしてください。

 

よろしくお願いいたします。

 

師走を迎え東京もだいぶ寒くなってきました。

 

皆様にもどうぞご自愛の上お過ごしください。

 

では、また(^O^)!