入蔵の仕事は基本的にいわゆる「定年」はありません。

 

入蔵が小学生の頃は普通の企業にお勤めの方は55歳で定年が普通でした。

 

60歳定年時代が到来したのは1998年の改正高年齢者雇用安定法の施行によります。

 

今は希望者は65歳まで働ける時代が到来しています。

 

入蔵がもし一般の企業に勤めていればもう少し働けるわけです。

 

定年の無い入蔵でも、所属の歯科医師会では各種の委員会の責任者の任を解かれています。

 

もちろん替えの利かない方はそういう訳にもいかないようですが、入蔵クラスだと、交代させて若返りを図った方が良いという事になります。

 

入蔵も、年をとるにしたがって、会務を負担に感じることが多くなり、なるべく早く会務から離れたいと思うようになっておりました。

 

しかし、それでも、実際に「若手に替わってもらうから」と言われると、一抹の寂しさを感じるものです。

 

そんな気持ちは露ほども感じないものと思っていた入蔵は自分自身意外に感じています。

 

ただ、数年前に「委員長の若返りを図りたいので先生にはやめていただきます」と言われた委員会で、蓋を開けたら、次の委員長は入蔵より4歳ばかり年長の方であった事がありました。

 

入蔵は自分の実力を知っています。

 

入蔵の能力に何か問題があったのでしょう。

 

本当に替えが無いような能力があれば違ったでしょうから。

 

でも、このブログでもしばしば書いてきたように入蔵は自分の事はなんでも「歯に衣着せず」に言ってもらいたいです。

 

はっきり言っていただかないと「反省のしようがない」ですから。

 

そこだけが残念です。

 

若返りは必須だと持っているので、前述のとおり交代は大歓迎です。

 

 本当は、委員会自体をやめたいのですが、「いてほしい」との事なので、委員はやめられないようです。

 

でも、新しい委員長にとっては「必要が無い」、あるいは「いない方が良い」存在なのではないかと思います。

 

入蔵自身も気を遣ってかえって荷が重くなってしまいそうです。

 

会務についてはこのように「退き時」を知らせてもらえますが、自分の医院での歯科医師としての「退き時」をどう決めるかは本当に難しい問題です。

 

後継者が決まっていれば、その後継者に決めてもらえるかもしれませんが、そうでない入蔵にとっては大問題です。

 

自分の生活の事だけを考えれば、入蔵は死ぬまで働かざるをえません。

 

しかしながら、プロとして職責を全うすることを、自分の生活の都合より優先しなければなりません。

 

今までも、これからも入蔵はこの問題を抱えて、悩み、考えながら日々の診療を続けていくことになります。

 

ただ、入蔵は何となく、その時が来たらわかるような気がしています。

 

その時このブログをどうすべきでしょう。

 

その答えも、多分その時、自然にわかるでしょう。

 

歯科医師会はもうすぐ総会を開催し、新しい体制で、新しい年度を迎えます。

 

入蔵は歯科医師会ばかりでなく大学や、その他の都合で、5月、6月は息つく暇もない(少し大げさですけれど)生活をしていました。

 

それも、先週末で一息付け、このブログも更新することができました。

 

今日はずっとできなかった、花木の植え替え、庭の梅の実での梅酒の仕込みもでき、締め切りをとうに過ぎているのに待っていただいた原稿も仕上げられました。

 

来月からはもう少し、更新の頻度を上げられそうです(ただ、他の問題が待ち構えているので、「そうです」としか書けません)。

 

明日は、もうとっくに完成しているのに記事をあげていない「6月の折り紙」の記事をあげます。

 

シンプルに写真と解説をちょっとという構成になります。

 

7月23日(日)開催のおさらい会の、現時点での出番表ができていますので、それも、明日か、明後日にあげます。

 

さて、本日のブログをここまでお読みいただいた皆さん、本当にありがとうございます。

 

最近は「折り紙ネタ」でない普通の記事にも積極的なお願いをしていませんのに

たくさんの「いいね」をいただいています。

 

本当にうれしいです。

 

ありがとうございます。重ねて御礼申し上げます。

 

皆さんのお住まいのお近くではお天気はいかがでしたか。

 

入蔵の家ではエアコンをかけても室内温度はほぼ30度でした。

 

とにかく、ご自愛の上お過ごしください。

 

では、また(^O^)/