入蔵は年齢の割に白髪少なめだと思います。
それでも少しずつ増えてきました。
先日、眉毛に白髪を見つけてびっくりしました。
今のところ一本で、知らないうちに抜けたようです。
入蔵の母も、亡妻も四十代で頭髪はほぼ全部白髪だったようです。
染めていたので、本人の言によるのですが。
入蔵はここ数年毎日ラジオ体操と、ストレッチをしています。
つい先週、自分が利用させてもらっているYou Tubeの番組のサムネイルに「健康な老後を送るために」(基本ストレッチ:YHストレッチスタジオhttps://www.youtube.com/watch?v=o865m0vzRas)と書いてあるのに気づきました。
まさか入蔵が無意識に「老後」という言葉を避けていたわけではないと思いますが。
定年を迎えた友人もいる入蔵です。
最近は「定年というのはよくできたシステムだ」と実感できるようになってきました。
多分、総合的に見ると、今、入蔵は自分の職業については責任を持って続けられる状態であるとは思います。
しかし、この判断がいつまで正しく下せるかという事は入蔵の目下の最大の関心事です。
入蔵の友人の父親の時代は業種により50代で定年を迎えていました。
入蔵の記憶の中では確かに50代の後半になると結構「お年寄り感」があったものです。
入蔵の経験では、ある程度年齢を重ねるとその「老人感」の出方にかなり個人差が出てくるように思います。
失礼ながら70代で「少し衰えたかな」という印象を受ける方もいれば「嘘でしょう? もう90歳なんですか?」と思う方もいます。
見た目、精神、頭脳がどうあろうとも基本的には高齢者に違いないのですから、それを考慮して診療をしなければならないですし、しています。
でも、継続的に通院してくださっている患者さんはついつい年齢を忘れた対応をしてしまいそうになります。
けれど30年近くも接している患者さんは、知らないうちにお年を召していて気が付けば80代、90代になっているのです。
前にも書いたと思いますが、「もうすぐ、死んじゃうからそんなに一生懸命しなくてもいいわよ」と二十年以上言っている患者さんもいます。
「そんなこと言ったら、よっぽど私の方が危ないです」と毎日の数種類の薬が手放せない入蔵は言い返します。
母は60歳で、妻は47歳でなくなりました。
亡妻は国立病院で管理栄養士をしており、人一倍健康に留意していて、入蔵の生活態度を常に「厳しく指導」しておりました。
次男の飼っているフェレットのマーカスとデイジーが予防注射に行きました。
注射に行く途中の公園で一休みしています。皆さんは新型コロナのワクチンの接種はしましたか?
満身創痍の入蔵が命永らえており、入蔵に意見していた妻が先に逝くとは。
とにかく、人間の命はままならぬもの、「どうせ死んじゃうからいい」とか言っている場合ではありません。
少なくとも入蔵は、今後どういう事が起ころうとも、明石家さんまさんが良くおっしゃっている「人間生きているだけで丸儲け」精神で行こうと思います。
というか行かざるをえません。
先月、午前中の患者さんの平均年齢が88歳の日がありました。
実年齢は88歳ですが、口は皆さん達者です。
50代とかわりません。
この人たちが亡くなる前に入蔵の診療所が無くなりはしないかと心配になる入蔵です。
皆さんはゴールデンウィークをどのようにお過ごしになっていますか?
入蔵は暦通りに休ませていただいていますが、さっそく昨日急患を診せていただきました。
一応、歯科医師会で休日診療当番が決まっているのですが、入蔵は常々「休診日でも、出かけていなければ必ず診ます」と宣言してしまっているので、実際においでになる患者さんが結構いらっしゃいます。
その患者さんと、別の患者さんが明後日にもみえることになっています。
この他にも、技工作業をしたり、たまっている事務作業をしたり、歯医者というのは休診日にもやることがあるのです。
同業の友人のSNSを見ると結構お休みを楽しんでいる人もいます。
日頃の心がけの違いでしょうか?
でも、いつものようにあくせくと仕事をしているわけでないので入蔵はそんな休日をそれなりに楽しんでいます。
お仕事の方も、お休みの方もいるでしょう。
また、諸事情を抱えて「大変」な方もいるでしょう。
どちらにしても、「生きている今日を、良い日として」お過ごしになれることを心からお祈りしています。
では、また(^O^)/