毎年、1月に入るとすぐに、鼻水が出て止まらなかったり、目がかゆかったりして、入蔵は眼科に行ったり、耳鼻科や内科に行って花粉症の薬をもらっていました。

 

「まだ、花粉飛んでないと思いますよ」といつも言われていました。

 

確かに、花粉のニュースが出ないうちに通院していたので、おっしゃることはもっともという感じです。

 

でも、しょうがない、結構、苦痛が大きいのですから。

 

ところが、コロナ禍になってからは薬をいただかなくとも過ごせています。

 

外に出る機会が減ったためか、マスクをしているせいか、仕事現場以外でも手洗いの回数が増えているためか。

 

仕事現場で空気清浄機の設置個所を増やしたせいか。

 

いずれの効果が大きいかはわかりませんが、とにかく、目、鼻に全く苦痛を感じずに過ごせています。

 

入蔵はマスクや保護メガネをかけて外出するのがコロナ禍の前は少し恥ずかしかったですし、金融機関、ホテルなどでは実際のところマスクは着用しづらかったです。

 

しかし、マスク、保護メガネをして、どこにでも行けるようになりました。

 

それが、入蔵の花粉症には一番効果があるのではないかと個人的には思います。

 

すでにこのブログで書いたように、入蔵は毎年のようにインフルエンザに罹患していましたし、年中、配置薬の風邪薬を飲んでいました。

 

その薬の必要がなくなった顛末は上記リンク先の記事に書いた通りです。

 

新型コロナ感染症が5類になることについて様々な議論がなされています。

 

どの方のご意見にも、一理あります。

 

入蔵にはそういった様々なご意見に、自信をもって自分の意見をさしはさむに十分な知識はありません。

 

知識を持つべきだとは思います。

 

ただ、入蔵が危惧しているのは

 

「大丈夫だから5類に」

 

のはずが、いつの間にか

 

「5類だから大丈夫」

 

になりはしないかという事です。

 

入蔵の個人的な大丈夫の最低基準は

 

「罹患率、死亡者数が減り、少なくとも、インフルエンザの治療に用いられている薬と同程度の有効性のある治療薬ができていること」です。

 

どれも、実現できていない現状を「大丈夫」とは思えない入蔵です。

 

専門家の皆さんの中には、「コロナは風邪やインフルエンザと同じ」とおっしゃっている方がいらっしゃいます。

 

症状が軽い方が多いという事かもしれません。

 

しかし、入蔵は自分の身の回りに重篤な後遺症を抱えている方や、「一応治ったけれど、息が切れたり、疲労感が大きくて、かかる前と同じ生活、運動ができない」とおっしゃる方が複数いらっしゃいます。

 

さらに「基礎疾患が無かったにもかかわらずECMOの使用が検討された」という方もいらっしゃいます。

 

重ねて申し上げますが、入蔵には「大丈夫」とはとても思えません。

 

ですから、入蔵は「5類になろうがなるまいが自分ができることは今と同じようにしていこう」と思います。

 

入蔵は最近、「これからのヘルスリテラシー健康を決める力(中山和弘著 講談社 2022年12月8日)」を読みました。

 

 

入蔵は現在も、そして今後ますます「ヘルスリテラシー」という言葉は重要性を増していくものと考えます。

 

過多と言えるほどの情報が手に入る時代に「自分の身は自分で守る」必要性が高まるというのは何とも皮肉な感じがします。

 

とにかく、皆さんもくれぐれもご自愛の上お過ごしくださいますように。

 

では、また(^O^)/