去年のことで、なんとなくこういうことなのかなと思っていることはあるのですが、でものその「こういうことなのかな」があまりにもあんまりなので、ちょっと書いてみたいと思います。

 

わたくしが思い人の真ん前の、人ひとり通れるぐらいの通路を挟んだ机で作業をしていたときの話です。

 

そこの通路を通ろうとした別の課の係長がいて、わたしがふと目線をあげたら目があったんですよね。

 

その係長、「あっ」みたいな声を漏らして、自分のズボンの太もも付近の布地を掴んでやや前かがみになったんですよね。

 

目撃してたわたしの思い人が吹き出したんですよね。

 

何が起きたのかなって、周囲を見てもなにもなくて、机の角に太ももぶつけたのかなあ、でもなんか変だなあって思ってたんですよね。

 

 

 

わたしの採用を決めてくれた別部署の課長が廊下で会ったときなどよく「調子はどうですか?」的に話しかけてくれたんですよね。

 

それで、「気にかけてくださってありがとうございます」って、ちょっとニコッとしたんですよね。

 

なんかその課長、浅いスクワットというか、ぴょこっとした会釈というか、奇妙な動きをしたんですよね。

 

会釈のタイミングであっただろうか……と考えてたんですよね。

 

 

 

そういう、奇妙な動きをする男性が、まあまあ多発してたんですよね。

 

 

 

で、まあ前述の思い人の真ん前での作業がわたしの定位置だったのですが、思い人のところに旧知らしき来客があって、わたしはそちらを見ないで声だけ聞こえてたんですよね。

 

来客が、わたしの思い人に何をしているのかを問うような沈黙があったんですよね。

 

思い人が、「ときどき遠くを見て心を浄化している」って答えたんですよね。

 

来客が、真ん前のわたしをちらっと見た後で、納得してたんですよね。

 

 

 

なんというか、「こういうことなのかなあ」という想像はあるのですが、それは酷すぎないかなあと思っています。

 

 

 

【追記】

わたしの思い人自身も、席を立たれたときなどわたしが座っているため、自然と腰の位置が目に入るんですよね。

 

なにがどうとは申せないのですが、ズボンの股の部分ってそういう形状であったかなあ男女の違いかなあまあ普段しっかり見ることもないからあれが普通なのかなあという違和感をおぼえることがあったんですよね。

 

 

 

……酷すぎないですかね。