今回のブログは、いただいたコメントへのアンサー的なものになります。

 

コメントにて、興味深く有益な情報の多いブログを紹介いただきまして、熟読並びに派生noteも愛読しております。

 

で、なんですけどご紹介いただいた方が壁を乗り越えた場所、わたしも20代のうちから存じてはおりました。

 

もともと、オタク的な意味合いで性的なものに興味が強く、団鬼六氏の著作に描かれるような世界が好きでそういったショーを見に行くことがありまして、一緒に行く友だちがおりました。

 

わたしは部外者としてただ見る派でしたが、友だちは自分もそういったことを体験していく派でした。

 

なので、都内でその友だちと待ち合わせるときなど、時間つぶしに「タダでお酒も飲めるし、食事もできるから行こうよ!」と誘われることが何度か。

 

まあでも、わたしは断ってました。

 

嫌だったんです、自分自身が性的なものとして眼差されるのも、周囲のひとたちがそういう行為に及ぶのを目の当たりにするのも。

 

自分が経験がないのもありますが、女友だちの性的な行為についてのあけすけな話もけっこう「ひえ~」ってなります。

 

そして、前述の派生noteを読んで改めて感じたのですが、多分わたしは合意で性的な行為をしたら相手を好きになってしまうタイプです。

 

恋愛感情ではなくとも、情を持ってしまうというか。

 

そもそも、特別な感情のない相手に性的に触れられたくないというか。

 

一連の、恋にとち狂ったエントリについても冗談めかして書いているつもりなのですが、実際は好きだということを自覚して、でもお相手が既婚者であるし立場上お相手にとっても不都合なことになる、諦めなくてはと思っているときに、

 

本当に心臓が痛くなる思いをしたこともありました。

 

ひとを好きになるということは大切なものが増えるということで、幸せでいてくれることを祈る相手が増えるということでもあります。

 

そして、ままならない相手を思って心を砕く行為でもあります。

 

自分自身のエゴと向きあい、制御し、のみこんでゆく、そういったことを数多く体験していけるほどに、わたしは強くありません。