先日、このようなブログを書きました。

 

が、こういった社会的にというか倫理的にというか複雑な話は、本人も周囲に実際のことを語らないことが多く。

 

近くで見ていたり、事情を知っている人たちも、当事者の肉親であったり情があると知っているひとには語らないことも多いんですね。

 

なので、実際のところどうだったのかというのは、わたしたち家族も詳しくは知らないのです。

 

でも、母とちょっと祖母のことについて話してみました。

 

そしたら母の見解はちょっと違って、祖母と祖母が略奪した相手というのは、最初は色恋だったとしても結果的にはビジネスパートナーとしていい相手だったのではないか?と。

 

当時、祖母は夫に先立たれて子どもを抱えて自分の実家や夫の実家に身を寄せるような不安定な立場でした。

 

それが、倫理的にはマズい相手ですが、男性のパートナーができることで自分で商売をはじめて、仕事ができるようになった。

 

祖母はとにかく商才があったようで、時代も良かったのか商売はどんどんうまくいったんだそうです。

 

わたしが祖母に会ったのは数えられるほどですが、そのときにも「家のことより、仕事をしているのが楽しくてたまらなかった」と言っていました。

 

大正生まれの高等教育も受けたことのない女性が、90歳近くなって、「仕事をしているのが楽しくてたまらない」と言えるのはなかなかレアケースではないでしょうか?

 

そして、祖母の略奪愛の相手というのも、株式とか不動産とか投資をすることでお金を増やす才能があったそうです。

 

だから、祖母が商売で稼いで、そのお金を元手に略奪愛の相手が投資で増やして、そうやって全貌はわかりませんが東京23区内にビルやマンションを何棟も何棟も持つような資産持ちに一代でなったのだと。

 

だから、母としては、祖母自身は相手が自分を女性として大切にしてくれる、愛してくれる、ということは割とどうでもよくて、「バリバリ仕事をしてお金がどんどん増える!!楽しい!!」という状態だったのではないか?と。

 

う~ん……、いやわかんないんですけど、わかんないんですけどね。

 

確かに、おばあちゃん、「耐えて、尽くす」みたいなタイプではなさそうというか、「楽しい!!楽しい!!」ってしてるうちに色んな問題をブチ抜くタイプかもしんないな……。

 

そのむちゃくちゃなパワー、ちょっとわけてほしいですけどね。