きょうの幸川玲巳先生のコトノハで、元気の出る曲を聴くということで現在休止中の某アイドルの曲を聴いていました。

 

 

で、活動当時のコンサートのことなど思い出すと、「あのひとたち、命がけでやってたな……」と思うことしきりでした。

 

まずね~、当人が高所恐怖症であろうと基本高いところにのぼって歌う!踊る!

 

時には宙づりで頭上をぴゅ~んと飛んでいく!!

 

野外の、「これ、落ちたら死ぬな」って高さのステージで歌い踊る!!

 

炎もあがる!! その強さ、「空間の酸素を使いきるギリギリだから、これ以上強くすると酸欠で死ぬ」!!

 

当然、熱い!!

 

それらすべてを観客の雌猫ちゃんたちの度肝を抜いてキャーキャー言わせるためにやってるんだから、アイドルって男気ありますよ……。

 

コンサート冒頭の挨拶で、ひとりのメンバーの定番が「今から○万人、幸せにしてやんよ!!」って言うのなんですが、これマジですからね。

 

終わったとき、「なんかつまんなかったな」「楽しくなかったな」ってちょっとでも思ったら、雌猫ちゃんたちもう次来ませんからね!!

 

私生活のことなどビタイチ知らないし、事務所自体の不祥事で被害者を多く出して問題になっていたりもしますが、あのファンを楽しませることにかけて身を削ってでも真剣だった男気、それだけは信じています。

 

 

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と、いうようなことを考えていたのですが、当のグループが休止中の現状を踏まえると、誰かの人間性を無視した、誰かを踏みにじる形のアーティスト活動、芸術活動は終焉を迎える流れになっているのかもしれませんね。

 

人柱をたてる時代は、終わったのです。