きものを、「困った……」にしない。
きものについてのエッセイが好きです。
色合わせやら柄合わせやらが絵画のようで、文字で読んでいてもわくわくします。
が、きものの知識やお約束はほとんどわからず、着付けも浴衣すらできません!!
なので刊行順に読んだ「還暦着物日記」のほうは用語がちんぷんかんぷんで主に写真を楽しみ、きものが着たいけど遠すぎるひとたちに向けて書かれた「きものが着たい」を読んでやっと「ああなるほど」となりました。
うちは亡くなったばあさまが生涯きもので通したひとでして、周囲のおんなたちにきものを仕立てるのも大好き!!
(まあそこには人付き合いが不器用なのにさみしがりやの孤独から、呉服屋に通いつめたという複雑な事情もありますが)
なので、ばあさまのきものは叔母さんがほとんど引き取ったのですが、母に仕立ててくれた一度も着ていないきものがざくざく!!
それから、子どもが男ばかりだったという母の姉妹からまわってきたのなども!!
なんかちょこちょこしたお出かけにさっときものが着られたらいいわねえ、と思っていたのですが、なにから手をつけていいかわからず。
しかし、「きものが着たい」で、まずは半幅帯を結べるようになって、その後名古屋帯が結べるようになれば、ちょっとしたお出かけには対応可能とわかりとりあえずの目標ができました!!
持ってる着付けの練習用DVDも「半幅帯でゆかたを着る」と「名古屋帯で街着を着る」なので、それができれば!!は普遍的なものだと見ました!!
実際、改まった場に着ていくならわたしの場合、プロの着付けを頼むでしょう……。
おきもののお仕事をされてるサム子さんから、「迷ったらオンラインで着付け教えてくれるかたご紹介しますよ」とも言われており、来年はきもの着るぞ~!! お~!!