先日放送になった『サム子の部屋』、お聞きいただいたかたはいらっしゃるでしょうか?

 

わたしはドキドキで聞いて、記憶よりかはちゃんと受け答えできてる!!と胸をなでおろしました。

(コミニュケーションが苦手なので……)

 

サム子さんが、とっても丁寧なフォローアップ記事を書いてくれたよ!!

 

リンク集まで!!ありがとうございます!!

 

そう、しゃべりすぎて網走で終わってしまったけど、打ちあわせでは紋別の話もしてたの。

 

アザラシの保護展示施設があるのは紋別ですが、そちらもオホーツク海沿岸で地元のひとたちが弱ったアザラシなどを発見して持ちこまれたり通報を受けて保護したりしてできた施設。

 

弱って海岸にいたり、漁船に引っかかったりの子たちなので、オホーツク海はアザラシいるよ!!めっちゃいるよ!!

 

たまたま冬の網走でガイド付きネイチャーツアーに参加したことがありまして。

 

スノーシュー穿いて雪の森を抜けて海岸に出、森の台地からしみ出した水が凍った氷瀑を眺めていたときのことです。

 

ふと海岸に目をやると沖のほうに、ぽこん、ぽこん、とまあるい頭がいくつも浮かんでいる。

 

浮かんでいるどころか、なにやら視線も感じる!!

 

ガイドさんによると「この海岸にひとがいるのは珍しいんで、アザラシが見物に来てますね」と。

 

アザラシも集まって、人間見物してたようです。

 

子どもの頃に聞いた母の昔話で、「網走の海岸に遊びに行ったら、ラッコが浮いていた」っていうのもあって、嘘だあ!!と思っていたら今年北海道の岬で子育てするラッコがニュースになりましたね……。

 

あと昔海岸沿いにあった網走の水族館では雌のトドを飼育していたら、発情期に野生の雄トドが水族館に侵入してきてしかたがないのでその雄トドも飼育してたなんて話も。

 

海獣研究者のかたのお話で、学会等に行くと世界的に見ても海獣研究者には女性が多い印象を受ける、と。

 

海獣のあの流線型のまったりとしたフォルムが母性を感じさせるのではないか、と話しておられました。

 

わたしが関東にいたちょっと前に「多摩川のたまちゃん」がずいぶんニュースになっておりました。

 

多摩川の河口近くに実家がある友だちが、わたしに向かって「たまちゃんがなんであんなに話題になるのか、全然わかってないでしょう?」と言われたことがあります。

 

確かに……、川の河口には季節によるとはいってもアザラシいるじゃろ?と思ってる……。

 

「地元民にとっての多摩川とは油が浮いてたりしてとても生き物が住めるとは思えない、それでも懐かしい風景としての川なのだ。そこにアザラシなんて珍しい生き物がいるという衝撃がすごいのだ」

 

という話をされました。

 

これもまた、感覚の違いですね~。

 

サム子さんのラジオ、『サム子の部屋』はそんな半径500メートルからちょっと踏み出したひとたちをゲストに迎え、ちょっと違う感覚を味わえるラジオ番組です。

 

毎週月曜日、朝6時半~インターネットラジオ「ゆめのたねイエローチャンネル」で放送中!!