よくスピリチュアル系のかたが「エネルギーの対価」として報酬を決めているお話、実はあまりピンときていなかったのです。

 

物質的な、目に見える成果に対して、報酬というのは生まれるのではないか?という考えですね。

 

それが自分で毎週カードを引くようになって、どういう感覚なのかわかって来たような気がします。

 

カードを引いた後にちょろっとつけている文言、あれカードの解説書から抜き書き&自分の感想なんです。

 

あれを解説書の文言や、カード自体、カードの示すエネルギーなどを感じ、自分にフィットするように読み解くとなると、それは普段の状態とは異なる形で集中するし何かが消耗するよな~という実感があります。

 

自分に対してもなかなか面倒でやらない……。

 

ブログにあげるときには、ネット上でこのカードを持ってないかたも目にするかもしれないので、見たひとに誤解を与えないよう個別対応的解釈は書かないようにしています。

 

自分の状況やいまのエネルギーとして感じたものを、このカードの意味だと思われてしまうと違うかなというやつです。

 

でも誰かにお金を払ってカードを引いてもらうなら、それがないとなんでわざわざ引いてもらったんだ??ってなっちゃいますよね。

 

余談ですが、プロのクラシックの世界では助言や批評をするのはレッスン料が発生するときのみという掟があるそうです。

 

それは助言や批評をするほうにとってもレッスンをつけているという意思を持って臨むだろうし、されるほうについても代金を払ってでもこのひとに指導されたいという相手だというわけで、双方に良い形なんでしょうね。

 

スピリチュアルの世界で「エネルギーの対価」と価格をつけているのは、そういう誠実さなのかもしれません。