と言っても、なにかに差し障りがあるとかではないんですが。

 

わたしには、スピリチュアルな能力があると表明してるかたと接するときと、ネットでなにがしかのサービスを受けようとするときに決めていることがあります。

 

 

 

前者については、学生時代に読んだ本がはじまりです。

 

 

こちらの本、心理学者の河合隼雄先生から南伸坊先生が心理療法について学ぶという本で、他のシリーズも面白いのでせっせと読んでいました。

 

このなかに外国のとある部族に研究に協力してもらって、シャーマンのかたの心理分析をした話があります。

 

河合隼雄先生は正直シャーマンなんてどんな結果が出るやらとすこし意地悪な気持ちもあったそうです。

 

ですが結果としては、ひじょうに豊かな理想的な人格の持ち主だということがわかったそうです。

 

しかし、本人がシャーマンだと主張しているが部族社会はそのひとをシャーマンと認めていないひとを心理分析したところ、病的ともいえる結果が出たんだそうです。

 

これなんか考えさせられるものがありまして、わたしが神と呼ばれるものとか精霊と呼ばれるものの意思を感じたりしたときに、「さて、わたしは心理分析したらどっちだ?」みたいなことが頭の中によぎることがあります。

 

で、心理分析は神秘的なちからについて扱っていないので、分析の結果はそのひとの神秘的なちからを肯定も否定もしていないのですよ。

 

なんですが、わたし自身がスピリチュアル系のかたと関わって、「このひとちょっと近くにいたら関わりたくないな……」と思いつつも関わっていたら最悪なことを言われた経験などもありまして、ちからがどうだこうだは置いといて人間としてちょっとと感じるタイプのひととは関わらないようにしようと決めています。

 

どんなちからを持ってようと、他人に失礼なことしちゃだめだ~……。

 

 

 

そして後者については、友人の話です。

 

その友人、以前の職場の同僚で退職した女性の名前をなんとなく検索してみたそうなんです。

 

そしたら愛されて幸せになるモテカウンセラーみたいな活動をしていることがわかったそうなんです。

 

その活動を紹介しているページでは、幼少期からもててもててもてまくって、友人と同じ職場のときも会社の人からももてまくっていたみたいに経歴が書かれていたそうなんですけど、同僚だった友人の目から見ると、

 

「いや……全然……地味にすみっこいて、どちらかというともっさりしてた……」

 

まあ、実際そのひとが「このひとからもてていた」と言ってるひとだろうな~という元同僚に確認したりはしてないので、本当かもしれませんが。

 

でも本人発信の経歴とか、本人発信の主張とか、あてにならないよね~と思うので、そういう発信で「なんかすごいひとだ!!」みたいに思うのやめようと決めてます。

 

どちらもごく当たり前のことではありますが、大事ですね。