わたしが実際陥ってたことなんですが、心を整えたり気持ちを変えると現実が変わってくるというじゃないですか。
だから、どれだけ自分の気持ちは楽になっても、現実的な立場とか人間関係が変わってみえないと気持ちも本当には変化してないんだ、みたいな気持ちになっちゃう。
不合格、って判子を押されたような気持ちになっちゃう。
でもね、そうじゃないんですよ。
例えば毎日こつこつ勉強して、受験した大学の試験に落ちたとしても、勉強して身につけたことはなくならないし、無駄なはずがないように。
そもそも勉強というのは特定の学校にはいるためだけの通過証みたいなケチなものじゃないんです。
人生を豊かにしてくれるものなんです。
それに、決まった学校にはいれたとして、それまで勉強して身につけた学力でまたどんどん新たなことを学ぶだけなんですよ。
そして目指していた学校にはいれなかったとして、それならそれで別の場所でまたどんどん新たなことを学んでいけばいいんです。
現実化というのが、「○○大学の学生になる」というようなことだとしたら、そのこと自体には意味はないんじゃないかと思います。
これがね、「世界から注目を浴びる賞を取る」とかでも、やっぱりそのこと自体に意味はないんじゃないかと思う。
現実化というのが結果のことならば、それは過去に従ってついてきていることだから、いま進んでいることのほうがずっと大切なような気がね、するんです。