わたしがまだ子どもの頃に読んだ、「妖精事件」という漫画がありますスター

(最後にアマゾンのリンク張りますね)

 

そのなかで、主人公は妖精王からお財布を渡されています。

 

それは「妖精の財布」で、買おうとしたものの代金が出てくるお財布なんだと、他の妖精から教えられます。

 

コンビニでお弁当買おうとしたら500円、マンションを買おうとしたら1億円、出てくるお財布なんだと。

 

それを知った主人公はそのお財布をやたらとつかわないようにしよう、と決めて、その性質を「妖精に好かれる性質」と褒められます。

 

で、このお話を読んで、「妖精の財布」欲しいかな?どうかな?と自分に聞いてみたところ、欲しくないな~と思いました。

 

なんでなのか考えて見たんですけど、「妖精の財布」から出てくるお金は自分のお金じゃないからじゃないか、と。

 

人間界の何らかの因果(それについてはどんなに都合が良くとも犯罪じゃなければ構いません)があって、自分のものとなったお金で、自分の欲しいものやりたいことを叶えたい。というのが、わたしの願望なんですね。

 

それにこの話のなかの妖精は、善の存在というわけでもなく誰かにとって悪いことも起こします。

 

与えられた妖精の財布に頼っていると、与えられたときと同じように簡単に取りあげられて、つかった分の代償を求められてもおかしくない……。と思ってしまう。

 

それに「いくらつかえるお金があって、そのなかでなにを選ぶか」と考えていくのも楽しいですしね。